【レビュー】ロジタク*お手軽・簡単・卓球ゲーム!
概要
箱が6マス×6マスの卓球台になっており、両者7枚のカードを交互に出し合って、カードが出せなくなったら(球を打ち返せなくなったら)負けという、極めてシンプルな二人用の卓球ゲーム。
携帯性にも優れ、プレイ時間も短いため、どこでも簡単に遊ぶことができる。下の写真は電車の中でやっているが、第2版ではこの写真よりもさらに箱が小さくなって、より携帯性が高まった。
このレビューでは第1版、第2版を両方紹介する。
コンポーネント(第1版)
コンポーネントは、卓球台となる箱と、球になる円形のコマが1つ、強さと方向の書かれたノーマルカードと、スペシャルカードが3枚という構成。(写真ではコマを白から黄色に変更している)
なお、ノーマルカードは、真っ直ぐは1~5が1枚ずつ、斜め左と斜め右は1~3が1枚ずつと、4が2枚。計15枚。
ルール(第1版)
一人7枚ずつ配り、手札を1枚ずつ交換したら、スタートプレイヤーからゲームを開始する。
最初は一番手前のいずれかのマスに球を置き、プレイしたカードに書かれた数字の数だけ、矢印の方向に球を進める。
相手が打ち返せなくなるか、同じ数字のカードを3枚連続で出したら勝利。
プレイ
一人7枚ずつ配り、1枚ずつ交換した。
ロビング(真っ直ぐの4)で球を相手の陣内へ。
相手はカット(真っ直ぐの3)で返してきた。
これを交互に続け、相手が出せなくなって勝利した。(下の写真は相手側から撮影)
コンポーネント(第2版)
第2版では箱が小さくなった。
ノーマルカードの構成は変わっていないが、技の名前が一部変更されている。
第1版ではノーマルカードだった「カット」と「チキータ」がスペシャルカードになり、スペシャルカードが全部で5枚になった。
ルール(第2版)
シングルス
スペシャルカードが5枚になったことで、まずは今回のゲームで利用する3枚をランダムに決める。(残りの2枚は表向きで除く)
後は第1版と同様にプレイする。
ダブルス
第2版ではダブルスのルールが加わっている。
1~4のカードを使って、プレイ順とチームを決める。1と3、2と4がペアになり、1の人から順にプレイする。
すべてのカードを混ぜたら、各チーム3枚ずつ、共有札として表向きに置く。
その後、一人3枚配ったら、チーム内でカードを確認し合う。以降、カードは確認できない。(余った2枚は裏向きで除外)
基本ルールはシングルスと同じで、手番順に自分のカードもしくは共有札をプレイする。
手札も共有札も出せなくなったら負ける。また、ペアも含めて3連続で同じ数字のカードを出せたら勝利する。
感想
自分自身が初めてのゲームマーケットで、しかも事前に公式サイトで色々なゲームをチェックした上で、真っ先に買いに行った思い出のゲーム。
実際に面白かった上、まだこんなにもシンプルなルールで、こんなにも面白いゲームが作れるのかと感動した。
もちろん、運の要素はある。時にはサーブ失敗ということもあるし、ラリーが続いた結果、カードがなくなって先手が負けるということもある。
それがまた面白い。
第2版は第1版を完全に包括しているので、今購入するなら第2版がオススメ。
今でも電車旅では重宝しているゲームの一つ。