【レビュー】犯人は踊る*どんどん変わる犯人を探し出せ!

2022年5月11日

犯人は踊る

概要

犯人とそれ以外に分かれる、正体隠匿系のカードゲーム。

事件を起こした『犯人』、犯人を当てる『探偵』、隣の人にカードを渡す『情報操作』など、様々なカードをシャッフルして、一人4枚ずつ持ったらゲーム開始。

手番ではカードを1枚ずつプレイして、犯人以外が『探偵』『いぬ』で犯人を当てたら、そのカードをプレイした人の勝利。

もしくは、犯人が最後まで逃げ切り、4枚目に『犯人』をプレイしたら犯人が勝利する。

ゲームの途中でどんどん犯人が変わっていくのが面白い。

カード内容

カードは32枚あるが、プレイ人数によって使う枚数が異なる。

例えば4人の場合、『第一発見者』『犯人』『探偵』『たくらみ』が各1枚、『アリバイ』が2枚の計6枚+ランダムに10枚。計16枚を使用する。

ゲーム上必要な5枚は、次のような効果を持っている。

第一発見者:ゲームのスタートプレイヤーになる。

犯人:手札が最後の1枚の時に出すことができ、出せたら勝利する。

探偵:誰か一人を指名して、犯人を当てることができる。(1周目は使えない)

アリバイ:手札にあれば、探偵に「あなたは犯人ですか?」と聞かれた時、もし犯人だったとしても、「いいえ、犯人ではありません」と答えることができる。

たくらみ:出すと犯人の味方になり、犯人が勝利したら自分も勝利する。

これらの他に、全員が右隣からカードを引く『うわさ』や、誰か一人と手札を1枚交換する『取り引き』、誰か一人の手札をすべて見る『目撃者』など、全部で12種類のカードがある。

ルール

カード枚数は必ずプレイ人数×4枚になるようになっている。

一人4枚ずつ配ったら、『第一発見者』を持っているプレイヤーがそのカードを出し、以降、時計回りにカードを1枚ずつ出していく。

勝利条件は以下の3つ。

①『探偵』で犯人を当てる。→探偵の勝利。

②『いぬ』で犯人カードを引き当てる。→いぬの勝利。

③『犯人』を出す。→犯人と、『たくらみ』を出した人の勝利。

感想

鉄板のカードゲーム。パーティーゲームだが、それなりに戦略性はある。

自分が回した『犯人』は一体どこに行ったのか。今の「犯人ではありません」は本当に犯人ではないのか。それとも『アリバイ』を持っているのか。

『情報操作』『犯人』を渡して、すぐ『探偵』で当てる爽快感や、逆に『犯人』を持っていることがわかっていながら、当てるカードがないもどかしさもまた面白い。

8人までプレイ可能だが、あまり人数が多いと手番までに状況が変化しすぎて、戦略も何もなくなってしまう。

4~6人くらいで、軽く遊びたい時に是非取り出したいゲームです!

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