【レビュー】キャントストップ*振るか止めるかそれが問題だ!
概要
「2」~「12」の数字の振られたレーン上を、振ったダイスの出目に応じて自分のポーンを進めていく。ダイスは一度に4つ振って、2つの組に分けて、それぞれ出目を合計する。
「2」と「12」のレーンは3回でゴールできるが、「7」のレーンは13回かかる。
各レーン、早い者勝ちで確保し、3つのレーンを確保したプレイヤーが勝利する。
ダイスを振ってポーンを進めた後、さらに挑戦するか、そこで確定させるかを選べるのが特徴的。振り続けると一気に先に進むことができるが、進めなかったら元の位置まで戻される。
ルール
ボードの構成は以下の通り。
プレイヤーはまずダイスを4つ振り、それを2つの組に分ける。例えば{1、4、4、6}を「7」と「8」にする。
まだポーンがなければ、対応するレーンにポーンを置く。ポーンは3つのレーンまで置くことができる。
プレイヤーはさらにダイスを振るか、確定させるかを選択できる。
例えばもう一度振って、{3、5、5、5}だったら、「8」と「10」の組になる。「8」にはポーンがすでにあるので1つ進め、「10」にはポーンがないので新たに置く。
すでにポーンが3つ置かれている場合、必ず1つ以上のポーンを進めなくてはならない。
例えば上の例でさらに挑戦し、{1、1、2、6}だったら、「2」と「8」や「3」と「7」にして、「7」や「8」のポーンを進めることができる。
しかし、出目が{1、1、2、3}の場合、ポーンの置いてある「7」「8」「10」のいずれも作ることができないので失敗になり、ポーンは元の位置に戻される。
各レーン、最初に一番奥まで到達し、そこで挑戦を止めたら、そのレーンを確保できる。確保したレーンは使用できなくなり、各プレイヤー、また別のレーンの頂を目指すことになる。
最初に3つのレーンを制覇したプレイヤーが勝利する。
感想
2016年6月、京都のCafe MEEPLEで初めてボードゲームをやった際、2つ目にやった思い出のゲーム。
当時はこのゲームも含め、『ベガス』や『ヘックメック』など、ダイスを転がすゲームをたくさんやっていた。
ルール通り、確率と度胸だけのゲームなのだが、それが面白い。難しい数字のレーンを冒険するか、簡単な数字のレーンをコツコツ進むか、プレイヤーの性格も強く出る。
今では運要素の少ない重ゲーしかやらなくなったが、ダイスを振りたくなった時に手に取るとしたら、やっぱり『キャントストップ』かなと思う。
ルールも簡単で、初心者にもオススメ。
涼夏と千紗都と『キャントストップ』
4人プレイでのプレイ記があります!