【レビュー】わらしべ町者*わらを交換して町を発展させよう!

2023年7月14日

わらしべ町者

概要

手札をプレイして、ぐるっと円形に置かれたアクションエリアカードの上をミープルが移動する。

止まった先のアクションエリアカードや、今出した手札の効果を使って、資源を交換したり、新しいカードを買ったり、自分の土地を建てたりしていく。

土地を建てたり、資源が溢れるごとに得点し、誰かが25点行ったらそのラウンドでゲーム終了。

ルール

まず、これがアクションエリアで、使った手札の数字だけミープルが移動し、「わら」←→「反物」、「反物」←→「馬」の交換を行う。

交換は中央にあるレート表によって行われ、上位に交換する場合は回数、下位に交換する場合は個数が変わっていく。一度交換するごとに回数が増えていき、一番右まで行くとまた最初に戻る。

資源は個人ボードで管理する。

「わら」も「反物」も「馬」も所持上限が決められており、それを超えると強制的に捨てさせられ、得点化させられる。(すなわち、レートが良ければいいというものではなく、交換のタイミングがとてもシビアになる)

手札の初期カードは以下の通り。

下段はそれぞれのカードの裏面で、「整地」アクションによって、アクションエリアカードの隣に配置することができる。

こんな感じ。

配置したタイミングで得点になる上、ミープルがそのエリアで止まった時に、カードのアクションを打つことができる。

基本的には、「整地」で土地を置いて得点化していくゲーム。

「農業」アクションで、配置したカードの上にディスクを置くことができ、ミープルがそこに止まったり通り過ぎるたびに、その数だけ「わら」を獲得できるようになる。

「新調」アクションによってカードを購入できる。

購入できるカードは、たくさん移動でき、「整地」の際の点数も高い。たくさん移動できると、「わら」もたくさん獲得できることになる。

すなわち、ゲームは後半になるにつれて、よりたくさん「わら」が入り、打てるアクションが増え、「整地」による得点も大きくなって加速する。

感想

上に書いた通り、後半は加速するが、前半はかなり牛歩。しかし、そこでいかに効率よく資源の変換をしたり、カードを買ったり、土地を置いたりできるかが、後半に大きく響いてくる。

細かいルールが多い。特に「整地」が難しく、初回だいぶルールを間違えてプレイしてしまった。

上では省略したが、他のプレイヤーに隣接して置くと追加ボーナスがあったり、隣接して置ける制限があったりする。

また、他のミープルのいるエリアカードに止まると、双方が「わら」を1つもらえるとか、交換のたびにレートを動かすのも忘れがち。

そういう難しさはあるが、ゲームとしてはよく出来ていて面白かった。

ゲームマーケットの紹介ページに『ワイナリーの四季』という文字があるが、確かに最初牛歩で、後半一気に加速して終わる感じが似ている。

終わりに向かう瞬間に立ち遅れると振り落とされる。

涼夏と千紗都と『わらしべ町者』

2人プレイでのプレイ記があります!

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