【レビュー】Virgin Seas*船団で島を発見!
概要
航海がテーマのゲーム。
全員が同じ内容のカードを持ち、それを山にして3枚引く。
カードには船や島の絵が描かれており、船のカードをプレイしたら、その上に自分の色の船コマを乗せる。
また、アイコンに従って戦闘を行い、勝利すると他のカードの上の船を自分の船に変えられる。
コンポーネントには他にイベントカードがあり、島カードをプレイしたらイベントカードを引く。
クラーケンのイベントカードが3枚引かれるか、全員がすべての島カードをプレイしたらゲーム終了。
島ごとに支配している持ち主を調べて得点する。
ルール
まずこれが手札のカード。裏面が赤、青、緑、黄色の4色あり、すべて同じ構成になっている。
左から小型船×3枚、中型船×3枚、大型船×3枚、海賊、傭兵、要塞、島×3枚。
手番では3枚ある手札から1枚配置して、再び手札が3枚になるようにドローする。
船カードを配置すると戦闘が発生する。
小型船、中型船、大型船には左上に色のアイコンがあり、赤は緑に勝ち、青は赤に勝ち、緑は青に勝つ。
すべての船カードの右下にあるアイコンは攻撃する方向で、小型船と傭兵は上下左右の船、中型船は斜めに接した船、大型船と海賊は直線上のいずれかの船1隻に攻撃できる。
すでに置かれた船は攻撃してこない。青のカードの隣に赤のカードを置いても、置いたカードが負けることはない。
要塞カードは、配置したら自分の色の船を置いて、それが自分の要塞であることを示す。その要塞の上下左右にある自分の船は守られる。
次にイベントカード。
プレイ人数によって使う枚数は異なるが、クラーケンは必ず3枚入る。
島カードを置いたプレイヤーはイベントカードを引き、クラーケン以外は手番で効果を使用できる。
クラーケンが3枚出るか、全員の島カードがすべて置かれたらただちにゲームが終了する。
得点計算
未使用のイベントカード×1点。
島の点数。
島は点数を持っており、支配しているプレイヤーが得点する。
上下左右で多いプレイヤーが支配し、数が同じ場合は斜めの隣接も見る。
それでも同じ場合は、それぞれのプレイヤーが獲得する。上の写真では黄色が勝利する。
感想
アートワークが綺麗。
プレイ中、船がいっぱい置かれていくのも可愛い。
前手番で置いても、後手番で覆るので、若干後手番が有利かな?
ただ、手番が同じ回数になるゲームではないので、先手番の方が純粋にプレイできる回数が多くなる。
終了間際で5点の島を自分の船の隣にくっつけたりも出来るし、引き運は強いかな。
あと、イベントカードでサクッと島の所有者が変わったりもするから、ガチガチに戦略を立ててやるゲームではなさそう。
アートワークとコマが抜群にいいので、ライトゲーマーには刺さると思う。
涼夏と千紗都と『Virgin Seas』
3人プレイでのプレイ記があります!