【レビュー】顧客が本当に必要だったものゲーム

顧客が本当に必要だったものゲーム

概要

手札のカードを共通の場にプレイしてブランコを作るゲーム。

やはり共通の要件カードがあり、最初に達成するとそのカードがもらえる。

最終的に要件カードの達成と、自分のパーツの連続している枚数が得点になる。

ルール

まず手札。下のようなカードを全員が同じセットで持って自分だけの山札とし、5枚を手札とする。

次に要件カード。スタートプレイヤーの手番が回って来るたびに1枚追加するのと、誰かが要件を達成したら1枚追加する。(したがって、どんどん増える)

めくったカードがすでに達成されていたら、そのカードは破棄して引き直す。

手番では、1枚配置するか、1枚ストックしておくか、1枚廃棄する。

配置する際はタグが左上に来るようにし、上下左右と矛盾なく配置する。重ねて置くこともできる。

また、ストックカードと一緒に配置することができる。ストックカードだけを置くことはできない。

9手番終了後、要件カードの枚数と、2枚以上隣接している自分のカードの枚数で得点を競う。

感想

元々「顧客が本当に必要だったもの」というネタがあり、それをテーマにしたゲーム。

自分を含め、持ち主以外誰もそれを知らなかったが、まったく問題なく楽しめた。

後で調べたが、知っていたらなお楽しめるのは間違いない。

重ねて置けるというのが戦略性の高いポイント。また、ブランコの上の部分を置いてしまうと他の人に完成させられるから、敢えてストックしておくという戦略も重要。

接続する枚数の関係で後手番が有利だが、スタートプレイヤーの手番で要件が新しく追加されることでバランスを取っている。

見た目とタイトルに反して良ゲーム。小箱だし、自分も購入を検討している。

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