【レビュー】ソレニア*飛行船で昼夜の世界を行き来する!
概要
飛行船が進み、昼から夜へ、夜から昼へ移り変わっていく世界が美しい。
横長の5枚のボードを組み合わせで作った共通ボードの中央に飛行船があり、カードの効果で飛行船が進むと、一番下のボードを一番上に繋げることで、飛行船は常に真ん中にあり、世界が昼から夜へ、夜から昼へ変わっていく仕組みになっている。
それぞれ算出しやすい資源があり、昼の世界で集めた資源を夜の世界へ、夜の世界で集めた資源を昼の世界へ届けるのがゲームの目的。
ルール
カードはどのプレイヤーも同じ内容で、自分の山にして3枚手札として持つ。
手番では、1枚ボードに配置したら1枚引く。全員手札がなくなったらゲーム終了。
カードは上に数字、真ん中が空洞になっていて、下に数字や資源のアイコンが書かれている。
配置したマスに書かれた資源を、上部の数値分獲得する。
ボードの中央に飛行船が浮かんでいて、誰かが0のカードを出すとこれが移動する。
飛行船が移動すると、一番下のボードが裏向きになって、一番上に来る。昼の裏面は夜、夜の裏面は昼になっていて、昼と夜が入れ替わっていく。
移動した際に、配置したカードが押し出される。この時、カードの下側の数字やアイコンによって、勝利点や資源を獲得できる。
配達タイルには、それを配達するのに必要な資源が描かれている。資源の数によって点数が異なる。昼・夜それぞれ4枚ずつめくり、他のプレイヤーと取り合う。1枚取ったら1枚新しくめくる。
昼のタイルが欲しくても、共通ボードが夜だと取れなかったり、主に昼に産出される資源が夜の配達に必要になっていたりと、その辺りのもどかしさが面白い。
資源は個人ボードにストックするが、最大で8個までしか持てない。なので、延々と貯めて、点数の高い配達タイルが出るまで待ち続けることはできない。
達成した配達タイルは個人ボードに差して、昼夜の枚数に応じて得点になる。
感想
ルールが簡単でボードが綺麗。少しゲームに慣れてきたボードゲーム初心者に丁度良いゲームです。
ただ、最初から最後までやることは同じで、拡大することもコンボもありません。めくり運はあるし、戦略性もあまりありません。
中重量級のゲームに慣れたプレイヤーだけでやると、数回やったら満足してしまうかもしれません。