【レビュー】ロイヤルターフ*賭ける走らせる競馬ゲーム!

ロイヤルターフ

概要

競馬をテーマにしたゲーム。

走る能力の異なる馬をランダムに7頭並べ、1~3着を予想する。

実際に走らせるのもプレイヤー。ダイスを振って、対応するマスの数だけ馬を進める。

複数人が賭けていれば、当然その馬を前に進めたいプレイヤーが増えて、先着する可能性が高くなる。

しかし、賭けた人数が多いとオッズが下がってしまう。

ルール

ゲームは3ラウンド(3レース)行われる。

まずはじめに、そのレースで出走する馬を決定する。7色すべての馬が出るまで競走馬カードを引いて、出た順に競走馬コマを並べる。

この時点で、最初に出た馬と、最後に出た馬で7マス分の差が出来ることになる。さらに、他の馬のいるマスには入れないルールがあるので、後ろの方の馬はだいぶ不利になる。

競走馬カードは以下のような内容。

馬を進める時、ダイスを振って進めるが、ダイスは馬のマークが3つ、ヘルメット、ニンジン、蹄鉄のマークは1つずつになっている。

上の写真の場合、スノーホワイトはニンジンや蹄鉄が出た時に進めると一気に12マスも進めることができる。

これらの内容を見ながら、プレイヤーはどの馬が勝つか、「1」「1」「2」の3枚のチップを置いて賭ける。「2」のチップで当たれば、賞金が2倍になる。

スタートプレイヤーから順にダイスを振り、好きな馬を進める。進めた馬のカードは裏返す。7頭すべての馬が選択されたら、再びすべてのカードを表にする。

払戻金は以下の通り。

1着の馬に一人しか賭けていなければ500。もし4人以上賭けていれば150になってしまう。

なお、3着が決まった時点で最下位の馬に賭けていたプレイヤーは、100支払う必要がある。

これを3レース繰り返す。3レース目はすべて倍になる。

感想

昔からやってみたかったゲームの一つ。

とても評判が良いのだが、日本語版が発売された時、絵柄がポップになって一部で低評価を受けていた。

自分もそれで買うのを見送っていたのだが、やってみた結果、この絵柄とライトなプレイ感がとても合っていると感じた。

ゲームの方は文句なしに面白い。

どの馬も7ターンに1回ずつしか進めないが、いかにその馬にとって有利な出目で進めるかが大事になる。

当然、たくさんのプレイヤーに賭けられていると、有利な出目で進むことができる可能性が高くなり、先着しやすくなる。

しかし、払戻金が著しく低くなる。

馬の出目は出やすいが、一気に13マス進む能力を持っている馬は、最低3回でゴールすることができる。

それは魅力的だが、当然邪魔もされる。自分が賭けていない馬を、敢えて1しか動けない時に進めるのは基本戦略の一つだ。

総じて、戦略性と運要素のバランスが良く、またみんなでワイワイ盛り上がれて良い。

3人でも楽しめだが、人数はもう少し多い方が楽しめるかな。

スポンサーリンク