【レビュー】お邪魔者*金塊まで掘り進めよう!

お邪魔者

概要

プレイヤーは金鉱掘になり、スタート地点からゴール地点まで通路を掘り進める。

ただし、プレイヤーの内の何人かは「お邪魔者」で、金鉱掘がゴールにたどり着くのを阻止する。

ルール

最初に、役割カードをプレイ人数に従って配り、全員自分が「金鉱掘」か「お邪魔者」かを確認する。

ゴール地点は裏向きで3枚あり、いずれかの1枚が金塊。スタート地点からゴール地点までは間に7枚カードを置け、スタート地点から金塊まで道が繋がったらゲーム終了。

手札もプレイ人数によって異なるが、例えば6人なら5枚。

手札には通路カードとアクションカードがあり、いずれかの1枚をプレイするか、もしくは裏向きで捨ててパスをする。その後、山札から1枚カードを引く。

アクションカードには、落石で道を壊したり、宝の地図でゴール地点のカードを見たり、他の人が通路カードを置けないようにしたりできる。

スタート地点から金塊まで道が繋がれば「金鉱掘」が勝利して、金カードを分配する。

手札が尽きるまでに繋げられなければ、「お邪魔者」の勝利になる。

感想

多人数でできる、正体隠匿系の鉄板ゲームの一つ。

ゴール直前まで味方の顔をして、しれっと道を行き止まりにしてしまったり、落石で通路を壊したりするのが面白い。

そうされないように、アクションカードで上手く行動を封じることが大切だが、一体誰が「お邪魔者」なのか、腹の探り合いになる。

ゲームは3ラウンドで、一応金カードによる金が一番多い人が勝利するというルールになっているが、毎回「お邪魔者」をするということもあるだろうし、そこは重要ではなく感じる。

この手のゲームによくあることだが、やりたい陣営がなかなか出来ないもどかしさはある。

お安いし小箱だし、多人数で遊ぶ機会が多い人は、一つ持っておいて損のないゲーム。

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