【レビュー】マイトロッコタウン*線路を繋いで拡大再生産!

マイトロッコタウン

概要

タイル配置ゲーム。

資源を生産する建物で資源を生産し、その資源を加工できる建物に送って、他の資源に変換したり、勝利点を獲得する。

特徴的なのは、建物同士を線路で繋がないと資源を送ることができない。もちろん、線路を敷くにも資源が必要。

建物を購入する際は線路を必要としないので、どの建物を線路で繋ぐかが悩ましい。

ルール

ゲームは4ラウンド。

毎ラウンド、「生産」→「建設」→「輸送」→「加工」を繰り返す。

最終ラウンドだけは、「輸送」と「加工」を何度でも行うことができる。

「生産」は、下のような青色のアイコンのある建物に、描かれている資源が生産される。(黄色の雷マークは、建物を建てた時に一度だけ置かれる)

「建設」はコストを支払ってディスプレイからタイルを購入し、すでに置かれているタイルに隣接するように配置する。

「輸送」は線路が繋がっているタイルへ資源を運ぶことができる。

下の写真で、左上の草原から、右下の肉屋に白の資源を運ぶことはできるが、上にある山や森は線路が繋がっていないので、どこにも輸送できない。

最後に「加工」で、歯車のアイコンのある建物を起動する。上の写真の肉屋なら、黒と白の資源が置かれていたら、それを7勝利点に変換できる。

この「輸送」と「加工」は、1~3ラウンド目は一度しかできないが、最終ラウンドは好きなだけ行うことができる。

4ラウンド終了後、最も勝利点の多いプレイヤーが勝利する。

感想

面白い。同じタイプのゲームは(例えば「グレンモア」など)プレイしたことがあるが、この線路というのが自分には新鮮だった。

上の写真で山と森は他の建物と線路が繋がっていないので、「加工」には使えないが、「建設」には使うことができる。

ルールはシンプルだが、どの建物を何に使うか、どう配置すると輸送効率が良いかなど、とても頭を使う。

良ゲーム。

Studio GGのゲームは、後からリメイクされることが多いので、「アートワークがちょっと」という人はリメイクを待ってもいいかもしれない。

『羊と花畑』同様、『ブラウニーズ』シリーズで出そうな気がしないでもないが、さてどうなるか。

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