【レビュー】富と泥棒が集う街＊よりたくさん盗める泥棒はどっちだ？
概要
プレイヤーは泥棒になって、街から宝物を集める２人用ゲーム。
６枚のタイルで構成された街タイルに通路を置き、その時にその場にあったアイテムタイルを獲得する。
その後、地区の色に従って対応するコントロールマーカーを１つ自分の方に引き寄せる。
中間決済と最終得点計算で、獲得したアイテムタイルやコントロールマーカーの位置によって得点し、合計点数が多いプレイヤーが勝利する。
ルール
まず６枚の街タイルをランダムに並べたら、辺同士が接する位置にオブジェクトタイル（アイテムとシャベル）をランダムに配置する。また、３つの街タイルの交点に４つの彫像を配置し、最後に達成カードを３枚並べる。
プレイヤーは自分の色の１３本の通路を受け取り、手番ではそれを１本ずつ、オブジェクトタイルが残っている場所に置き、その場所にあるオブジェクトタイルを獲得する。
この時、もし彫像のスペースが通路で囲まれたら、彫像も獲得する。
その後、置いた位置の両側にある地区の色のコントロールマーカーを自分の方に１つ移動させる。（シャベルを獲得したら、追加で移動させることができる）
４つの彫像の内、２つがなくなるか、両プレイヤーの通路が５本以下になったら、中間決済を行う。
最も長い、繋がっている通路１本につき２点。彫像は１つ１点。各アイテムタイルは、個数によって１点、３点、６点……となる。
また、５つのコントロールマーカーごとに、様々なボーナス点が加えられる。
両プレイヤーともに通路がなくなったら、最終得点計算を行う。計算方法は中間決済と同じ。
中間決済と最終得点計算の点数を合計して、より高いプレイヤーが勝利する。
感想
テーマの大きさの割に、意外とこじんまりとしたゲーム。
道の最長経路を潰し合い、コントロールマーカーを押し戻し合った結果、最後には両者あまり得点できずに終わる。
スコップは－１点だが、スコップによるコントロールマーカーの移動のメリットが大きいので、スコップは積極的に取っていくべきかもしれない。
街タイルもオブジェクトタイルもランダムに配置され、それ以降は変化しないので、一番最初に計画を立てたら、後はそれを黙々と遂行していく。