【レビュー】イントリーゲ*稼げるかは交渉次第!

イントリーゲ

概要

自分の4種類の学者タイルを相手に渡し、雇用してもらうことで収入を得て、お金を一番稼いだ人が勝利する。

ただ、各学者、雇えるのはいずれか一人のプレイヤーの学者だけ。

そこで自分の学者を雇ってもらえるよう交渉をする。交渉の結果、お金をもらって雇う約束をしても、実際に雇うかはわからない。

交渉と騙し合いのゲーム。

ルール

最初にそれぞれ、他の人の学者を雇用する城ボードと、4種類の学者タイルを2枚ずつ受け取る。(下の写真はゲームが進行し、城ボードに他のプレイヤーの学者を雇っている状態)

図にするとこんな感じ。

手番は、収入→雇用→推薦の順に行う。

収入:他の人の城ボードの、自分の学者タイルがある場所のお金をサプライから受け取る。

雇用:自分の城に推薦されている他プレイヤーの学者を、自分の城ボードに移す。1種類の学者は1つまでしか置くことができない。

推薦:自分の学者タイルを2枚、他プレイヤーに渡す。

これを繰り返すと、4ラウンド目で自分の学者の推薦が終わり、5ラウンド目で雇用が終わる。その後1ラウンド分、収入を行い、最終的に一番お金を稼いだプレイヤーが勝利する。

雇用について

ゲームの最中、雇用フェイズにおいて以下のような状態になる。

今、Bは緑のプレイヤーと赤のプレイヤーで競合し、Dは黄色のプレイヤーと緑のプレイヤーで競合している。

この場合、手番プレイヤーから見て時計回りに、賄賂を使うなどした交渉を行うことができる。

なお、交渉は競合していないプレイヤーも参加可能。

また、この交渉の際に取り交わした約束は、いざ雇用する段階で守らなくても構わない

感想

戦略性はあるが、戦略の大部分は交渉であり、基本的にはパーティーゲームに近いものと考えられる。

そもそも交渉が上手い人が絶対的に有利なのは間違いない。

あと、ゲームの性質上、ある程度仲がいい人とやった方がいい。

ゲームでギスギスするようなことはないと思うが、やはり約束を破るのは気持ちの良いものではないし、どうしても遠慮が入ってしまう。

それをゲーム内での、しかもこのゲームの中だけのものと割り切って遊ぶには、ある程度親しい間柄である方が良いだろう。

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