【レビュー】グレートプレインズ*動物を使って平原を制覇しよう!
概要
2人用。
山地と低地の描かれた7枚のボードを組み合わせてマップを作り、プレイヤーは自分の20個のコマを低地に置いていく。
低地はさらに平原と草原に分かれ、草原に置くと描かれた動物のチップがもらえる。
最終的には平原ごとに、置いたコマの数の多いプレイヤーがそのマスの数だけ得点し、点数の多いプレイヤーが勝利する。
動物の効果を使いながら効率よくコマを置いていく、エリアマジョリティーゲーム。
ルール
まず最初に、山地にある7ヶ所の洞窟に、スタートプレイヤーから順に交互に自分の洞窟タイルを置いていく。ここが自分がコマを置いていく起点になる。
3枚ずつ洞窟タイルを置いたら、最後に洞窟タイルを置いたプレイヤーから順に、自分のコマを低地(平原・草原)に置いていく。
草原には馬、鷲、熊のイラストが描かれており、それぞれ対応するチップが3枚ずつある。草原にコマを置いた時、動物トークンが残っていたらそれを獲得する。
通常、コマを置く際は、自分の洞窟か、すでに置いてあるコマに隣接するように置く。
ただし、馬トークンを使うと、2スペース先の低地に置くことができる。(山は飛び越せない。他のコマは飛び越せる)
鷲トークンを使うと、任意の山を挟んだ、反対側の低地に置くことができる。
熊トークンを使うと、相手のコマを直線上に押し出すことができる。押し出した先が山やボードの外だった場合、そのコマは除外される。押し出す先が他のコマで埋まっている場合は、押し出すことができない。
得点計算
両プレイヤー、すべてのコマを置いたら、平原の塊ごとに、置いてあるコマの数が多いプレイヤーがそのマスの数だけ得点する。
もし平原に泉が描かれている場合、そのマスは2点になる。
置いてあるコマの数が同じ場合、どちらも得点できない。
※下の例だと、青プレイヤーが4点。
感想
これは面白い。
非常に簡単なルールで、特別なギミックを使っているわけでもないから、ルールから想像できる範囲を超えをことはないのだが、シンプルに面白い。
若干先手が有利な気がするが、どうなのだろう。
第1フェーズで好きな場所に置ける上、第2フェーズで最後に邪魔されない一手を打つことができる。
スタートプレイヤーは第1フェーズ、第2フェーズそのままで良かった気がするが、もしかしたら第2フェーズを先に打つことは、最後の一手よりも重要なのかもしれない。
2人でプレイする機会が多い人にはオススメの一作。
涼夏と千紗都と『グレートプレインズ』
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