【レビュー】コスタリカ*動物を集めるチキンレース!

概要

3種類の地形が描かれた六角形のタイルを敷き詰め、タイルを裏返しながら探検家コマを進める。

裏には動物が描かれており、探険をやめると、それまでにめくったタイルを持ち帰ることができる。

これは、手番プレイヤーだけでなく、探検家は全員で1グループになっており、隊長(手番プレイヤー)が進むことを宣言したら、他のプレイヤーが順に権利を得て、持ち帰ることもできる。

タイルには蚊が描かれているものもあり、これが2枚めくられると強制的に終了し、隊長はそれまでめくったタイルの内、蚊の描かれていないタイルを持ち帰る。

すべての探検家コマか、すべての地形タイルがなくなったらゲーム終了。

集めた動物の数や種類で得点して、勝敗を競う。

ルール

以下が初期状態。4人プレイ。

1辺が5枚の六角形になるように並べたら、各角に全員の探検家コマを1つずつ置く。(余ったタイルはゲームから除外する)

手番プレイヤー(隊長)は、自分の探検家コマのいるいずれかのグループを選び、隣接するタイルを1枚めくる。そして、「それまでにめくったタイルを持ち帰る」か、「持ち帰る権利を譲る」かを選択する。

自分で持ち帰る場合は、それまでにめくったタイルと、自分の探検家コマを手元に移動する。

権利を譲った場合、手番プレイヤーから時計回りに、同じく持ち帰るか、持ち帰らないかを選択する。

自分もしくは誰かが持ち帰ったら手番終了。

誰も持ち帰らなければ、誰かが持ち帰るまで隊長はタイルをめくり続けるが、もし蚊の描かれたタイルが2枚出てしまうとそこで強制的に終了し、それまでにめくったタイルの内、蚊の描かれていないものを持ち帰って手番を終える。(蚊の描かれたタイルは箱に戻す)

ゲームが進行すると、進めるタイルがなく、グループが孤立する場合がある。(あるいは戦略的にそうする)

この場合、孤立したグループの探検家コマはすべて取り除く。

ゲームの終了

すべての探検家コマか、すべての地形タイルがなくなるとゲーム終了。

動物は6種類いるが、まず動物ごとに得点する。

1つ1点、2つ3点、3つ6点、4つ10点、5つ15点、6つ21点、7つ以上28点。

それから、6種類すべて揃っていたら、1セットにつき20点。

合計得点の多いプレイヤーが勝利する。

感想

簡単なルールで面白い。絵も可愛いし、探検感もある。

孤立させたり、相手の獲得したタイルを見ながら進退を決めるなど、戦略性も十分。

広い層に勧められる作品。さすがは、「世界名作ボードゲームコレクション」シリーズの第1弾として発売されただけはある。

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