【レビュー】バビロニア*アイコンを揃えて高得点!
概要
貴族トークンと農民トークンを共通ボード上に配置し、ジグラットや都市から勝利点を得て競うゲーム。
ジグラットはグルッとトークンで囲んだ時、最多の人が強力なカードを手にすることができる。
都市はグルッとトークンで囲まれた時、得点計算が発生するが、その際、都市と同じマークのトークンがたくさん繋がっているほど得点が増える。
ルール
共通ボードに、ジグラットと都市を配置する。共通ボードは3つのエリアに分かれているが、プレイ人数によって使用するエリアが異なる。
トークンには貴族トークンと農民トークンがあり、全員同じセットで持つ。裏向きの山にしたら、5枚引いてスタンドに立てる。
手番で出来ることは、以下の2つ。
・任意のトークンを2枚配置する。(川に配置する際はトークンを裏向きにする)
・農民トークンを3枚以上配置する。(川には配置できない)
ジグラットは、隣接するように置くたびに、隣接しているジグラットの数だけ勝利点が入る。また、グルッとトークンで囲まれると、一番多く置いているプレイヤーがジグラットカードを入手できる。
都市はグルッとトークンで囲まれると、その都市に描かれたアイコンと同じトークンの繋がっている数×2点手に入る。
誰かがトークンを使い切るか、ボード上に都市が1つ以下になったらゲーム終了。最も勝利点の多いプレイヤーが勝利する。
感想
とりあえず面白い。都市の分布を見て、如何に効率よく同じアイコンを繋げるか、また如何に相手に繋げさせないようにトークンを置くかなど、戦略性が高い。
相手が繋げてしまう前に都市を囲んでしまうとか、川を使って別のエリアの都市を繋げるとか、色々なプレイができる。
ただ、ジグラットカードの1つに、最大で7枚まで持てるようにできるカードがあるのだが、これが強い。
3回プレイして、3回とも最初にそのカードを手に入れたプレイヤーが圧勝した。結局、そのカードをより早く獲得するゲームと感じ、先に取るには最初に農民トークンをたくさん持っているかどうかという運要素にかかってくる。
その一点だけが残念だった。