【レビュー】オリフラム*人と策を駆使して戦おう!

2023年7月1日

オリフラム

概要

全員同じセットの10枚のカードセットを持ち、そこからランダムに引いた7枚のカードで戦うカードゲーム。

毎ラウンド、共通の場に一列になるように、列の右端か左端にカードを置く。

そして、端から順番にカードの効果を解決していき、他のカードを破壊したり、勝利点を得る。

6ラウンドの後、最も勝利点の多いプレイヤーが勝利する。

ルール

10枚のカードは「兵士」や「密偵」などの人物カードが6種類と、「暗殺」や「陰謀」などの策謀カードが4種類。

これをシャッフルして3枚除外し、残った7枚が手札となる。

毎ラウンド、スタートプレイヤーから順に手札から1枚、場にプレイする。この時、すでに置かれているカード列の両端のどちらかに裏向きに置く。(スタックといって、すでに置かれている自分の裏向きのカードの上に置くこともできる)

全員がカードを置いたら、カード列の端から順に効果を解決していく。裏向きのカードは表にするかどうかを選択できる。

表にしない場合はカードの上に勝利点チップを1枚置き、表にした際に回収できる。

カードは、例えば「兵士」なら隣接するカードを1枚破壊する。「勅命」は任意のカードを好きな場所に移動させた後、捨て札にする。

これらの効果を用いて勝利点を稼ぎ、6ラウンドの後、勝利点が最も多いプレイヤーが勝利する。

感想

何よりまず、ルールがシンプルでとっつきやすい。もちろん、最初はカードの効果を覚えるのが大変だが、何度かやればすぐに把握できる。

いつどのタイミングで何をどこにプレイするか。いつ表にするか。相手のカードは何か。

例えば「待ち伏せ」というカードは、他のプレイヤーがカードの効果で表にすると、相手に4点入ってしまう。

そういった戦略や読み合いが面白い。

直接攻撃こそあるが、ギスギスするようなゲームではなく、万人にオススメできる一作。

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