【レビュー】遥かなる喜望峰*港を廻って勝利点を稼ごう!

遥かなる喜望峰

概要

円形に並べられた港カードを船で廻り、資源を獲得したり、売買したりする。

また、必要な資源やお金を支払うことで港カードに投資することができる。

投資すると、そのカードから得られる効果が強くなり、最後に投資数に応じて港カードから勝利点が得られる。

誰かが8回目の投資を行ったらゲーム終了。集めた勝利点や港カードの勝利点を合計して、最も多いプレイヤーが勝利する。

ルール

上の写真のように、母港を中心に港カードを並べる。

母港からはどの港カードにも行ける(ただし、他の船がいたら行けない)。

その後、移動する方向を決めて、その方向に進む。3つ以上先の港へ行くにはコストがかかる。母港に帰ることもできる。

相手の船のいる港で停まると、そのプレイヤーに1金支払わなくてはならない。

港カードからは資源が獲得できたり、資源とお金、勝利点の変換・売買ができる。投資するごとに得られるものが増える。

収入の後、その港カードに投資ができる。港カードごとに異なるコストを支払い、投資チップを置くことで、次から収入が増える。

また、最終的に、投資チップの枚数のマジョリティーで、港カードから点数が得られる。

感想

パーティーゲームからゲーマーズゲームへ、最初の一歩を踏み出すのに適した重さ。

港カードの種類が豊富で、リプレイ性も高い。また、いくつかの拡張ルールも同梱されている。

基本ルールを一度やった感想としては、最初に方針を決めたら、後はひたすらそれを繰り返すだけかなという感じはした。

資源を勝利点にできるロンドンが強いと感じ、とにかくそこに投資した上で、他で獲得した資源をロンドンに運び続けたら勝利した。

しかも、この方法だとゲーム終了条件を踏む必要がないので、もはや負けが確定している他のプレイヤーが、ゲームを終わらせるために投資していた。

そういう意味では、港カードのバランスによっては収束性が悪くなったり、まったく使えないような港カードも出てくるかもしれない。

無数の組み合わせがあれば、そういうこともあるという気持ちで遊びたい。

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