【レビュー】ほとり*どんどん減っていくフィールドを占拠しよう!
概要
25枚の地形カードが並べられたフィールドの上に、自分の兵士コマを置き、領土を獲得する。
手番のたびに1枚置いて2枚取り除くため、少しずつ領土は減少していく。
同じ種類の地形カードで挟むことにより、相手の兵士コマを自分の兵士コマと交換できる。
また、手番で地形カードを取り除くごとに、その地形の価値が上がっていく。
誰かの手持ちのコマがすべて置かれるか、フィールド上のコマの置かれていない地形カードが残り2種類になったらゲーム終了。
コマの置かれている地形カードの価値に応じて得点を計算する。
ルール
最初に25枚の地形カードでフィールドを作る。
地形カードには「平原」「水辺」「森」「山岳」の4種類がある。
各プレイヤー、自分の色の兵士コマと砦コマを受け取る。また、手札として地形カードを2枚持つ。
手番ではまず手札を配置する。この時、他のカードを辺が接するように置き、同じ種類の地形カードに接するようには置けない。
置いた後、辺が接していて、兵士コマや砦コマが置かれていない地形カードの上に自分の兵士コマを置く。
もしすでに自分の兵士コマが乗っていたら、その兵士コマを砦コマと交換できる。
その後、兵士コマや砦コマが置かれていない地形カードを1枚選んでゲームから除外し、その地形の価値を1つ上げる。
もし置いた地形カードで、相手の兵士コマを挟み込んだら、そのコマを自分の兵士コマに置き換えられる。
自分の兵士コマがない場合でも、その相手の兵士コマを取り除ける。(相手の手元に戻る)
例えば、黄色プレイヤーがこのように置くと、
赤の兵士コマを黄色の兵士コマに交換し、赤の兵士コマは持ち主に返す。
最後に、兵士コマや砦コマの置かれていない地形カードを1枚取って手札にする。
なお、以上の手番を行わず、手番をパスすることもできる。
これを繰り返し、いずれかの兵士コマ・砦コマがすべて置かれるか、兵士コマも砦コマも置かれていない地形カードが残り2種類になったらゲーム終了。
自分のコマの置いてある地形カードとその価値をそれぞれ掛け算して足し合わせ、最も点数の多いプレイヤーが勝利する。
同点の場合は手札の価値の合計が高いプレイヤーの勝利。
感想
なかなか面白い。挟まれても取られないよう、兵士コマを砦コマに置き替えたいが、得点計算の時は同じ扱いになるので悩ましい。
ただ、あまりじっくり考える前に、結構サクッと終わってしまう。
手番順や最初の手札の影響が大きい。フィールドのサイズは3人でも4人でも同じなので、4人プレイだとさらにその影響が大きくなりそう。
後は、山岳が強い。山岳の点数が大きいので、山岳が取れるかで勝負が決まってしまうケースが多い。
もう少し山岳の点数が少なくて、真ん中が7列じゃなくて9列くらいのサイズだったら、より面白かったかも。
涼夏と千紗都と『ほとり』
3人プレイでのプレイ記があります!