【レビュー】ツカナ諸島の小径*名所を巡る紙ペンゲーム!
概要
六角形のマップ上に線(道)を引いていく紙ペンゲーム。
周囲10ヶ所に村があり、村から村、あるいは村からマップ内の名所に道を繋ぐと得点になる。
親(誰か)が地形カードを2枚ずつ引き、全員そのカードに示された地形から地形に1本線を引く。
用紙表面のプチ島なら山が2回、裏面のグランデ島なら山が3回尽きたらゲーム終了。
ルール
最初にA~Eの村の位置を決めるカードをランダムに1枚引いて、全員用紙にA~Eを書きこむ。
全員書き始める位置をずらすことで変化をもたらす。
下の写真はプチ島のマップで、周囲10ヶ所が村になる。(裏面はグランデ島。後述)
ちなみに村の位置を決めるカードは、下のようにカードごとにかなり特徴がある。
同じ村を繋ぐことを目的としているので、例えば右上のはAが近いし、左上のはEがとても遠い。
ゲームは、親(誰か)が地形のカードを2枚引き、絵に合うように各自線を1本引くだけ。
地形カードは計27枚。すなわち、13本の線を引くと1ラウンド終了。(ランダムに1枚残る)
地図上にはオベリスクやオオハシ、リヴァイアサン(仮)など、6種類の名所があり、村から線を繋ぐと得点になる。
プチ島には名所は2つずつあり、2つとも繋ぐことができると、ボーナスで好きな場所に1本、道を引くことが出来る。
1ラウンド終了したら、それまでに獲得した名所の得点が加算され、2ラウンド終了したら、再び名所の得点と、村を繋いだ得点、ボーナス点(最初に村を繋ぐともらえる)を加算して、最終得点を算出する。
ちなみにプチ島の裏面はグランデ島になっていて、ルールは同じで3ラウンド行う。名所も各3つずつ描かれている。
感想
日本語版が発売される前から、話題&プレミアになっていた紙ペンゲームで、とうとうやる機会を得た。
極めてシンプルなルールで、戦略性とランダム性も素晴らしい。イラストも可愛く、テーマも個人的にはとても好き。
ルールでも書いたが、村の配置がかなり特徴的で、最初の計画が肝心。
プチ島、グランデ島を2回ずつやったところ、村を繋いだ数がみんなより一人だけ多い場合、その人が勝利した。名所の数は大体同じになるので、村をいかに繋ぐかが大事そう。
少人数でも多人数でも遊べるので、あると便利なゲームの一つ。
涼夏と千紗都と『ツカナ諸島の小径』
3人プレイでのプレイ記があります!