【レビュー】Hokkai Rush*動物たちのエリアマジョリティ!
概要
2人用のエリアマジョリティ。
北海道を5つのエリアに分け、3~4マス、計17マスあるマップ上に、袋から引いた動物チップを配置していく。
動物は5種類。事前に各プレイヤー、自分が担当する動物を2種類ずつ決める。
袋から2枚のチップを取り出して、異なる動物ならその内の1枚を、同じ動物なら2枚ともマップ上の空きマスに配置する。
その際、動物ごとの効果があり、それを発動することで他の動物を弱体化したり、追い出したり、逆に呼び寄せたりできる。
マスがすべて埋まったら、エリアごとに動物の得点を計算して勝敗を競う。
ルール
これがマップ。3マスのエリアが3つと、4マスのエリアが2つある。
動物チップはクマ(4枚)、オオカミ(5枚)、シカ(6枚)、キツネ(7枚)、リス(8枚)の全5種類。
事前に先手、後手、後手、先手の順に、自分の担当する動物を2種類選ぶ。
動物チップをすべて袋に入れて、交互にチップを取り出して配置する。この時、2枚取り出して、異なる動物ならその内の1枚を配置して、1枚は袋に戻す。同じ動物なら2枚とも配置する。
配置する際、「動物の固有能力」と「共通能力」をこの順番で発動できる。(しなくてもよい)
固有能力
クマ:隣接するマスの動物チップを裏返す。(弱体化する)
オオカミ:隣接する動物チップを他のエリアに追い出す。
シカ:2マス以内の裏向きの動物を表にする。
キツネ:配置済みの動物チップを動かして、その場所に置く。
リス:他のリスを袋に戻す。
共通能力
配置した動物チップと同じ動物で挟み込んだ場合、その動物を裏向きにする。
得点計算
すべてのマスが埋まったらゲーム終了。
エリアごとにどの動物がそのエリアを獲得したかを判定する。
枚数ではなく、書かれている数字の足し算。リスのみ掛け算。
最も多い動物が、3マスエリアは1点、4マスエリアは2点獲得する。
この時、もしエリア内の動物が1種類、もしくはすべて異なる場合、その得点を倍にする。
また、「群れボーナス」として、3個以上連続している場合1点。最大の群れには2点。
感想
良き。
まずアートワークが可愛い。
ゲームの収束性もいいし、追い出したりする能力のおかげで、終盤まで勝敗がわからないのもいい。
逆に言えば、終盤の引き運でサクッと勝敗が変わってしまうゲームでもある。
敢えて相手のコマを選んでその能力を上手く使うとか、色々な作戦が考えられる。
軽い戦略的な二人用ゲームとして超オススメだけれど、入手がなかなか難しそう。
涼夏と千紗都と『Hokkai Rush』
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