【レビュー】エレメンツ*数を合わせて勝負を挑もう!

2022年5月19日

エレメンツ

概要

1~5のカードが2枚ずつ、6のカードが6枚、計16枚のカードで遊ぶ、シンプルな2人用のカードゲーム。

手札を6枚ずつ配ったら、交互に手札を場に出したり、場のカードを取ったりしながら、自分のカードをできるだけ場の合計に近付ける。

勝負に勝つと2ポイント、勝負を挑まれる前に敗北宣言をすると相手に1ポイント。6ポイント先取で勝利する。

ルール

内容物は前述の通り、カードが16枚と、6点先取のためのVPトークンが12個。得点は容易に覚えられるので、カードだけでも問題なく遊ぶことができる。

裏向きで一人6枚配ったら、交互に手番を行う。手番では以下の5つのアクションの内、1つを行う。

手札をプレイする:手札を1枚場に出して、場の合計値を宣言する。

場札を受け取る:場札の一番上のカードを、表向きで自分の前に置く。このカードはもう動かすことができない。

「6」を捨てる:手札から「6」を1枚、公開して捨てる。

勝負をかける:自分のカードの合計が、場札の合計以下なら勝負をかけられる。場札の合計以下で、より場札の合計に近い方が勝利する。同じ場合は、勝負を挑まれた方が勝利する。勝者が2点。

敗北を宣言する:勝負をかけられる前に敗北を宣言すると、相手が1点。

6点取った方が勝利する。

プレイ

初期手札は「1」「1」「3」「5」「6」「6」。悪くない手札である。初期状態で合計が30を超えるような手札だと、なかなか勝つのが難しい。

とりあえず場に「6」を出すと、相手は「6」を捨て札にした。

11とコールしながら、「5」をプレイする。これで手札も11なので、勝負を挑まれたら確実に勝利できる。

これに対して、相手は17を宣言しながら、場に「6」を出してきた。

何を出しても場札と手札の差が広がるだけなので、「6」を受け取ることにする。その後、相手は13をコールしながら、場に「2」を出してきた。

自分のカードは受け取った「6」も含めて17。「3」を出して、場を16、自分のカードを14とする。

負けを覚悟したが、相手は「3」を引き取った。

この時点で場は13、自分は14で「1」を持っているから、「1」をプレイして、場を14、自分のカードを13にした。

しかし、続く相手の手番で場に「3」を出され、場が17に。

カードをプレイすると場との差が広がるが、「3」を受け取ると場の合計を超えてしまう。

仕方なく勝負したら、相手も自分も11だった。

ルールの通り、同じ数字の場合は勝負を挑まれた方が勝つので、相手が2点先取した。

感想

ボードゲームカフェでプレイして気に入り、すぐに購入した。とはいえ、当時品薄で、中古品をプレミア価格で購入。

ぶっちゃけ、「J」や「9」を2枚「6」にして、トランプでも容易にできるゲームなのだが、このアートワークとカードの大きさ、厚みが、ゲームを一層面白くしている。

上の「プレイ」では長期戦になったが、それでも数分。終わる時は一瞬で終わるし、サクサクとプレイできる。

とてもオススメの2人用ゲーム。2021年6月現在、相変わらず中古で3,000円以上しますが、是非チャレンジしてほしいゲームです!

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