【レビュー】Lighthouse Run*船団でゴールを目指そう!

2022年5月19日

灯台の明かり

概要

川の描かれたボード上に浮かべた5隻の自分の船を、より遠くまで運ぶレースゲーム。

灯台に明かりのついているスペースにしか進めないのと、カードを使って船団で移動できるのが特徴的。

誰がつけたのか、邦題は『灯台の明かり』というタイトル。『Run』の部分が大事だし、日本語版パッケージがあるわけでもないので、『ライトハウス・ラン』で良かった気はする。

ルール

川はスペースで区切られており、先へ進むほど点数が高くなる。

また、川岸には灯台が6つあり、その内の3つに明かりがついている。この明かりは場所が変わっていき、明かりに照らされたスペースにしか船は動かせない。

プレイヤーはカードを使って船を進める。

カードには、灯台の明かりの移動と、船の移動が描かれている。船は、1つを複数マス進めるものと、自分の船団を一気に複数マス進めるものと、他の色の船と一緒に進むとさらに自分だけボーナスが得られるものがある。

灯台の明かりを移動させつつ、ある時は他人の邪魔をしながら、自分の船を進めていく。

ラウンドが進むと後ろから雲が追いかけてきて、雲に追いつかれるとその船は動けなくなる。すべての船が動けなくなるかゴールまでたどり着いたらゲームが終了し、それぞれの船の進んだ得点で勝敗を競う。

感想

テーマとプレイ感が合っていて、デザインも良い。ルールも簡単で、なかなか面白い。

人数は多い方が楽しそう。

ただ、カード運はかなり強いので、考える余地は少ない。その時その時の最善手を選ぶだけで、そんなにも戦略性のあるゲームではないことは念頭に置きたい。

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