【レビュー】ワイルドカード*競りで動物を集めよう!
概要
ディスプレイに並べられた動物カードを、手札の生息地カードで競り落として集める。
動物の種類は6種類。ディスプレイにはプレイ人数-1枚並べられる。
もし「3」を出して落札すると、動物カードの獲得にはさらに2枚のカードが必要になる。「2」なら1枚。
入札の際に手札補充カードを出すことで、手札を補充することができる。
ディスプレイに動物が並べられなくなったらゲーム終了。
最もたくさん集めた動物のカード枚数×2点と、次にたくさん集めた動物のカード枚数×1点などを加えて得点を競う。
ルール
リーダーカード6枚と、プレイ人数-1枚の動物カードを並べてディスプレイを作る。
リーダーカードは、その動物カードを最もたくさん持っている人が獲得し、例えばリスなら手札補充の際に7枚ではなく10枚補充できるとか、アイベックスなら入札に使ったカードを手札に戻せるなど、様々な効果がある。
ちなみに、同数の場合は後からその枚数になった人にカードを渡す。多くのゲームでマジョリティーで獲得できるカードは早い者勝ちで、最多枚数が抜かれない限り保持できるが、このゲームでは同数でも移動する。
手札は手札補充カードの他に、生息地カード7枚。
その後、入札とカードの獲得、次のラウンドの準備を繰り返し、ラウンドの準備の際にディスプレイに動物カードを補充できなくなったらゲーム終了。
コレクションの中で最も多い動物の枚数×2点、次に多い動物の枚数×1点、リーダーカード×1点、獲得した得点トークンの合計で勝敗を競う。同点の場合は動物カードの枚数。
入札と獲得
入札フェーズでは、各プレイヤーカードを1枚出す。この時、1枚だけ持っている手札補充カードを出すと、手札を任意の枚数捨てた後、7枚になるまで補充し、使用した手札補充カードを手札に戻す。
それ以外のプレイヤーで、最も数値の大きかったプレイヤーから順に動物カードを獲得する。
この時、出した数字-1枚、追加でカードを支払う必要がある。そして、入札に使ったカードも含め、それらすべてが獲得した動物カードと同じ生息地(森、サバンナ、山)の場合、2点もらえる。
入札の値が同じ場合、追加の支払いに必要なカードを裏向きに出して一斉にオープンし、その数値で競う。
なお、動物カードを獲得できない、もしくは獲得したくない場合、入札カードを手札に戻し、山札から生息地カードを2枚引いて手番を終える。
手札は常に上限10枚で、それ以上取ることはできない。
感想
なかなかジレンマのあるゲーム。
動物が6種類なので、3人でやったら仲良く動物を分配するかと思えばそうでもなく、得点トークンが結構大事なので取れる時は取りに行く。
あと、ディスプレイがプレイヤー人数-1枚なので、誰かが確実に手札補充カードを出すタイミングなら、「1」でも動物カードが獲得できる。
リーダーカードの能力も面白く、勝つためには使いこなす必要がある。
テーマも可愛いし、オススメの一作。
涼夏と千紗都と『ワイルドカード』
3人プレイでのプレイ記があります!