【レビュー】ワトソンの条件*証拠を集めて犯人を逮捕しよう!
概要
タイトルは推理ゲームの響きがあるが、ワーカープレイスメント。
最初にプロットエリアにマーカーを置き、次に対応するアクションを行う。
これにより3種類の資源を集め、集めた資源を使って推理チップを獲得する。
集めた推理チップを使って共犯者、真犯人、黒幕などの高得点のカードを獲得する。
ゲームは10ラウンドもしくは黒幕のカードが取られるまで行い、ゲーム中に集めた得点や、推理チップの得点を合計して、最も高いプレイヤーが勝利する。
ルール
まず個人ボード。勝利点と3種類の資源の個数を管理する。他に、アクションチップを2枚持っている。
ゲームの準備では、4色の推理チップを山にして、10枚の関係者カードの内の3枚を共犯者、真犯人、黒幕に差し(ボード上部)、残りのカードをボードの周囲の矢印の先に並べる。
ラウンドの開始に推理チップを上段に4枚並べたら、スタートプレイヤーから順に、プロットエリアにアクションチップを置く。
2ラウンド目以降、推理チップは下段のチップを破棄して、上段のチップを下段に移動してから、新しく山から4枚引いて上段に並べる。
アクションチップは、1→2→3→3→2→1の順に配置する。
アクションフェイズ
その後、プロットと同じ順番でアクションを行う。
プロットエリアに置いたアクションチップを、矢印の先の関係者カードの上に移動するか、HOME、Detective、NSPの各エリアに移動する。
関係者カード:カードに描かれたボーナスを得る。(すでに他の人が置いていたら移動できない)
HOME:時計の指し示すボーナスを得た後、時計の針を進める。
Detective:必要な資源を支払って、推理チップを1枚獲得する。(1金は好きな資源1つ分になる)
NSP:Next Start Playerのこと。HomeエリアかDetectiveエリアの効果を発動し、次のスタートプレイヤーになる。(すでに他の人が置いていたら移動できない)
逮捕宣言
アクションフェイズ中に、逮捕宣言をすることができる。
集めた推理チップを使って、共犯者、真犯人、黒幕の内、1枚を獲得する。
推理チップに描かれた黒色の鍵マークは、任意の鍵として使える。
以上を10ラウンド繰り返すか、黒幕が逮捕されるまで続け、ゲーム中に集めた得点と、推理チップの得点の高いプレイヤーが勝利する。
同点の場合、黒幕を逮捕しているプレイヤー、いなければ真犯人、いなければ共犯者を逮捕しているプレイヤーが勝利する。
感想
イメージしたゲームとは違ったが面白かった。
とにかく効率よく資源を集め、相手より先に推理チップを集めるゲーム。
順番がものすごく大事で、相手が何を狙っているかを考えるのも大事。インタラクション強め。
コンポーネントもしっかりしているし、イラストがもう少し可愛いか渋ければ、もっとウケたと思う。
ゲーム性はオススメ。
涼夏と千紗都と『ワトソンの条件』
3人プレイでのプレイ記があります!