【レビュー】ティルス(TYRUS)*3つの力で戦場を奪い合う!
概要
二人用の陣取りゲーム。
城塞、市場、神殿の3つのエリア上に、1ラウンド3個のコマを交互に置く。
コマは剣、お金、神殿がそれぞれ1~10の計30個。
9ラウンドの間に、3連勝するか、最終的にエリア獲得回数の多いプレイヤーが勝利する。
ルール
まずはセットアップ。各プレイヤー、9個のコマを持ち、残りは山とする。
はじめに、エリアタイルを1枚めくって、このラウンドのエリアを決める。
スタートプレイヤーから交互に、タイルを3つ配置する。
今回は剣のエリアで勝負するが、手ごまが弱ければ、次の戦いに備えて別のエリアに置いても構わない。
配置が終わったら、今回のエリアのコマだけオープンする。
力関係として、剣>神殿、神殿>お金、お金>剣になっている。
今、茶色は剣を10置いているが、相手に9のお金を置かれているため、合計1。
アイボリーは、妨害としてお金の5を送り込まれているが、妨害の阻止として神殿を1置いているため、妨害は4になる。
よって、置いている剣の6から妨害の4を引いて2となり、このエリアに勝利する。
その後、オープンしたコマを取り除き、両者3枚引いて次のラウンドを行う。
引き分けなしで3連続で勝利するか、9ラウンドの後、勝利回数の多いプレイヤーが勝利する。
勝利回数が同じ場合、最後に残った3枚のコマの合計数字が大きいプレイヤーが勝利する。
感想
雰囲気抜群、コマも綺麗で重厚感があってとても良い。
基本的にはブラフゲーム。いかに最小限のコマで勝つか、あるいは負ける時に相手に強いコマを出させるかの駆け引きが面白い。
頭を使うシーンもあるが、コマの引き運もあるし、考えすぎるゲームではない。
テンポよく楽しめる良ゲーム。
涼夏と千紗都と『ティルス』
プレイログがあります!