【レビュー】進め!ユグドラ探検隊 First Dig Edition
概要
長方形に並べられたブロックカードの上を、サイコロの目に従ってコマを進め、カードをめくって効果を適用する。
道中で集めたトレジャーと、ゴール地点にあるアーティファクトが勝利点になる。
3ゲーム行い、最も勝利点の高いプレイヤーが勝利する。
カードについて
ブロックカード
フィールドを作るカード。最初に2~3人なら横5枚×縦4枚、4人なら横6枚×縦4枚並べる。
プレイヤーはブロックカード上で、サイコロの目や後述のスキルに従ってコマを動かし、カードをめくって効果を適用する。
アーティファクトカード
ブロックカードの一番下(最深部)に並べ、プレイヤーはこのカードを目指してコマを進める。
最初に誰かが辿り着いたらそのラウンドは終了。カードは到達したプレイヤーのものになる。
トレジャーカード
ブロックカードをめくった際に獲得する。単純に勝利点になるものと、スキルを持つものがある。
手番では、サイコロを振るか、獲得したスキルを使用する。
ボスブロックカード
ブロックカードの効果により出現する。
いずれかのブロックカードの上に置くことで、そのブロックカードには進めなくなる。
ルール
まず下の写真のようにフィールドを作る。(写真は4人プレイ)
次に、スタートプレイヤーから順に、他のプレイヤーコマのない1列目のブロックカードに自分のコマを置き、カードをめくる。
2回目以降はサイコロを振って出た目に従ってコマを動かすか、獲得したトレジャーカードのスキルを使用する。
誰か一人が最深部のアーティファクトカードに到達したらそのラウンドは終了する。
これを3ラウンド繰り返し、獲得したトレジャーカードとアーティファクトカードの勝利点(TP)が最も多いプレイヤーが勝利する。
感想
まず箱のイラストがとても美麗で、デフォルメされた女の子もとても可愛い。
しかし、ゲーム上にはこういう要素は一切ない。これは少し残念だった。
プレイは、基本的にはサイコロも運だし、カードをめくって何が出るかも運。
運要素は強い前提で、目指すアーティファクトにどう進むか、ボスブロックをどう置いて邪魔をするか、スキルカードをいつ使うかなどの戦略性がある。
スキルカードは使わなければ、ゲーム終了時に大きな勝利点になる。そのため、必ずしもアーティファクトを狙わず、トレジャーカードを集めるプレイも出来る。
もっとも、スキルカードを使わないなら、なおさらトレジャーカードを取れるかもサイコロに依存してしまうが。
まずブロックカードのイラストのクオリティーを箱に合わせ、フレーバーでも箱の絵柄でキャラを4人用意するとか、あるいはそのキャラごとに少しだけ違う能力があるとかすれば、もう少し化けた感じはある。
涼夏と千紗都と『進め!ユグドラ探検隊』
3人プレイでのプレイ記があります!