【レビュー】食べ残しNOゲーム*食品ロスを学ぼう!
どんなゲーム?
各プレイヤー、すし屋、パスタ屋、ラーメン屋、パン屋のいずれかを受け持ち、それぞれの所持金とメニューカードを受け取る。
所持金は、例えばすし屋なら、初期所持金20,000円-開業資金15,000円=5,000円になる。
手番では、お客さまカードとアクションカードを引き、お客さまの所持金以下で、食べられる量の食事を提供する。
下の写真なら、所持金2,000円で1,600グラム食べられるお客さんだが、アクションカードにより、食べられる量が半分に。
800グラムぴったり提供できたので、売上1,500円の他に、3,000円がボーナスでもらえる。
量が足りなかったら-1,000円、超えたら食べ残し発生で-5,000円。
使ったメニューカードは伏せて置かれ、復活させるとまた使えるようになる。
復活はいつでもできるが、その時手札に残っているカードの枚数×5,000円が、食品ロスとしてマイナスになる。(つまり、なるべくカードを使い切ってから復活させる)
これを繰り返し、所持金の多いプレイヤーが勝利する。
感想
特に思考が介在する余地がない。
サイコロを転がして出た目の数だけ進む、昔ながらのすごろくと同じだ。
めくったお客さまとアクションに合うように提供するだけ。それが出来るかは運次第。
アクションカードには、アレルギーで食べられる量が0になって罰金だけ発生するとか、クレーム発生で売上が0円になって罰金だけ発生するとか、理不尽なものも多い。
しかし、サイコロを振るだけのすごろくにも需要があるように、このゲームが楽しめる年齢層もあると思う。
同じ棚に並んでいる他のゲームとは明らかに毛色が異なるので、それだけ注意の上ご購入を。
涼夏と千紗都と『食べ残しNOゲーム』
2人プレイでのプレイ記があります!