【レビュー】十二季節の魔法使い*カードを駆使して得点を稼げ!
概要
基本的にはカードゲームで、9枚のカードでスタートして、3年行う。
9枚のカードはドラフトで選び、最初に1年目に使うカード、2年目に使うカード、3年目に使うカードの3つに分ける。
1年は4つの季節に分かれており、各季節マスが3つずつあるボードで進行を管理する。
毎ターン、最初に人数+1個のダイスを振り、スタートプレイヤーから順にダイスを選択。
ダイスの効果やカードをプレイし、最後に選ばれずに残ったダイスの目に従って季節が進む。
3年終了したら得点計算をし、最も得点の多いプレイヤーが勝利する。
ルール
まずはパワーカードを一人9枚配る。パワーカードはこういったもの。
配られたカードはドラフトして(1枚選んでは残りを隣の人に渡す)、最終的に9枚選んだら、それを3枚ずつに分割する。
そして、1年目で使うもの、2年目で使うもの、3年目で使うものに分け、1年目のカードだけを手札とする。
2年目のカードは2年目開始時に、3年目のカードは、3年目開始時に手札に加える。
ラウンドの進行は以下のようなボードで管理する。
ゲームは3年行う。
各年3つのマスがあり、キューブが1周すると1年が終わる。(前述のカードを手札に加える)
各ラウンド、最初にスタートプレイヤーが季節のダイスを、プレイ人数+1個振る。
ダイスはこんな感じで、6面すべて内容が異なる上、同じ色のダイスでも面の内容が異なる。
ダイスは1人1個取り、最後に1つ残る。残った1つのダイスの、下部に書かれたドットの数だけ季節のキューブが進み、ゲームが進行していく。
各プレイヤー、ダイスを取ったらダイスの処理を行う。魔力トークンを獲得したり、召喚ゲージ(パワーカードをプレイできる上限枚数)を増加させたり、カードを1枚引いたりできる。
魔力トークンや召喚ゲージは、以下のような個人ボードで管理する。
その後、召喚コストを支払うことで、手札をプレイする。
これを3年繰り返し、最終的に得点トラックやプレイしたカードの得点を加算して、最もたくさん得点したプレイヤーが勝利する。
感想
ルールはとても簡単。
カードを選んで回し、振ったダイスから1つを選び、書かれた効果を処理して、チップがあるだけカードをプレイすればよい。
ただ、カードの効果でコンボをキメて、より効率よく資源や得点を稼ごうと思うと、カードの理解やカードゲームの慣れが必要になる。
綺麗なボードが目を惹くゲームだが、本質はあくまでカードゲーム。
ボードゲーマーよりもカードゲーマーにオススメしたい作品。
涼夏と千紗都と『十二季節の魔法使い』
2人プレイでのプレイ記があります!