【プレイ!】涼夏と千紗都と『CATS』2

ゲームについて
ゲームについては、以下に詳しくレビューしていますので、ルールをご存じない方は先にご覧ください。
キャラクターは、『ほのぼの学園百合小説 キタコミ!』に登場する、帰宅部の女の子たちです。
興味がありましたら、以下の小説をご覧ください。

プレイ!

今日も『CATS』をやろう。

新しいパターンだね。気に入ったのか、よほど悔しかったのか。

まあ色々。

今日は涼夏からやる?

別に千紗都からでいいけど、昨日は猫も千紗都から置き始めたのがダメだった。

それは言える。じゃあ、手番は私からで、猫は涼夏から置いて。

しっかりセンターに固めていこう。

猫はセンターでいいけど、魚は散らしておこうかな。スーパー下水ホッパー使いたい。


じゃあ、私からやらせてもらうね。まあ、センターの猫を進めるでしょ。

こればっかりはどうしてもそうなる。でも、手番が後だから、何か他のことを考えなきゃいけない。

真っ直ぐ。

これ、千紗都と同じように進むと、右側に魚がいないから、左に出よう。


なるほどね。涼夏の魚を取りに行ってもいいけど、スーパー下水ホッパー使って、すごいスピードで魚を回収に行こう。

マジか。それは考えてなかったけど、最初からそれを狙って魚が配置されてるな。

天才だから。ただ、もうスペシャルムーブを1回使ったのは、ちょっと怖い。


とりあえず、1匹はもう安泰だから、もう1匹の猫を動かし始めようかな。

ボードの右側にはもう、魚は1匹しかいないから、千紗都はそこに向かうはず。

いや、ど真ん中にある涼夏の置いた魚も視野に入れてる。そっちの方がSUPER CAT JUMPも使いやすい。

これ、千紗都がどっちに行くかで大きく変わってくる。


左に行っても右に行っても涼夏の猫の方が足が速い。ただ、左だと明らかに3歩で詰むから、右に行くしかない。

ぶっちゃけ、私も右に行くとその後困るけど、普通に魚を取り合ったら歩数で負けるから、追随するしかない。

これ、この緑のマンホールを使うか、涼夏の猫を飛び越えるか、どっちかしかないね。

どうする?

どっちもダメだ。第3の選択。下に行く。

下に行く!


想定外ではあるけど、歩数的にどうだろう。

よくわからなくなってきた。

同じく。こういう時は、大人しく魚を確保しに行こう。


これ、千紗都の黄緑が上に来たら、オレンジ猫で邪魔する予定だったけど、普通に歩数的に勝てそうな気もしてきた。

オレンジの猫、どの魚狙ってるの?

そこなんだよね。下手な動きをすると私も動けなくなって終わりそう。

黄緑猫、これ以上右に行くメリットがないから、北上する。

重大な決断だけど、やっぱり邪魔しに行く。


黄緑猫は一旦保留。緑猫を戻そう。戻った。

私の赤猫、まだ戻るのに6歩もかかるから、歩数勝負だと負けそう。

SUPER AMAZING CAT JUMPを使うか、緑のマンホールを使うかの2択か。帰れるルートが1通りだけあるから、前者で。

これ、明らかにもう、私は赤猫を黄緑猫の邪魔をするように動かすべきだな。


とりあえず魚までは辿り着いた。

もう千紗都の唯一の帰路は塞いだから、後は緑のマンホールくらいで行き詰るがいい。

せっかくだから詰むまでやろうか。


緑のマンホール、先にオレンジ猫に使われたから、その手前で詰んだ。

オレンジ猫、魚をくわえて帰れるけど、後20手くらいかかる。

その猫は私の邪魔をするために生まれてきたんだよ。


あの2択でSUPER AMAZING CAT JUMPを使わずに、右上の緑のマンホールを使ってたらどうなってたかなぁ。

巻き戻してみよう。

真っ直ぐ緑のマンホールを目指す。

そうなると、私は赤猫を前回みたいな赤道形成に動く。

涼夏も帰れなくなったりして。

すごい動きをするけど、どうにか帰れそう。


結局、どうせ負けてたか。スペシャルムーブを早く使い過ぎた。

でも、8手で魚取られたのは、結構衝撃があったよ?

もうちょっと最初に考えて魚も配置したい。

私も。やればやるほど奥深いゲームだ。