【レビュー】PHASE 10*カードを揃えてクリアを目指そう!
概要
数字とSKIP、WILDのあるカードを使ったカードゲーム。
10枚の手札で、各フェーズの目標を達成していく。例えばフェーズ1なら、「2組の同じ数字3枚」。
これを作って手札から出し、その後、カードを出し切ったらそのラウンドが終了。
そうしてフェーズをクリアしていく。
ルール
まずカードの内訳は、4色1~12が各2枚の96枚と、SKIPが4枚、WILDが8枚。計108枚。
ちなみにこの写真の版ではWILDに色が付いており、SKIPは4枚ともすべてオレンジ色になっているが、最新の版ではSKIPとWILDは色がなくなっている。
毎ゲーム、一人10枚配り、残りは山札にして、1枚表にして捨て札山にする。カードを引く時は、山札からでも、捨て札山からでも引くことができる。
ゲームの目的は、10個あるフェーズを達成すること。フェーズは以下の通り。
例えばフェーズ1なら、「3枚組を2セット」、フェーズ2なら、「3枚組1セットと、4枚の連番1セット」。
フェーズは1から順番に達成していく。
手札の中で今やろうとしているフェーズが完成したら、それを場に出すことができる。
場に出しても、誰かが手札をなくすまではゲームは終わらない。
フェーズの内容を場に出したら、残りのカードは自分が場に出したカードや、他のプレイヤーが場に出したカードに繋げる形で出すことができる。これをヒッティングという。
ヒッティングにより、手札がなくなったら、それから1周プレイしてそのゲームは終了。
手札が残っていたら、1~9は5点、10~12は10点、SKIPは15点、WILDは25点の減点になる。
その後、次のゲームに進むが、フェーズを達成したプレイヤー(カードをすべて出し切る必要はない)は、次のフェーズに進むことができる。
感想
いささか運要素が強い印象。
8枚の連番や9枚の連番を作ろうと思っても、真ん中の方の数字かWILDが来ないと絶対に完成しない。
実際にプレイしていて、1、2、3、4、5、8、9、10、11、12みたいになることが何度もあり、もどかしい思いをした。
相手の狙いを読んで止めるプレイングも可能だが、それをすると自分が上がれない。
ただ、運要素が強い分、ゲーム初心者でも勝てるし、他の人の出したカードにくっつけられるのは面白い。
軽く楽しむには良いカードゲーム。
涼夏と千紗都と『Phase 10』
3人プレイでのプレイ記があります!