【レビュー】オーシャンズ~エヴォリューション海洋篇~

オーシャンズ

概要

魚を集める中重量級のゲーム。

中心となるコンポーネントは様々な効果を持ったカードで、カードの効果を上手く使って効率よく魚を集める。

カードは魚の特徴を表し、魚を並べる動物種ボードの隣に置くことで、そのボード上の魚は、そのカードの特徴を有する。カードは基本的には3枚まで置ける。

カードの効果で魚を増やしたり奪ったりし、自分の手番にある「老化」のフェイズで、各動物種ボードから魚が1匹ずつ手元に来る(得点化される)。

その時、動物種ボードが空になると、置いてあるカードとともに消滅する。

すなわち、なるべくたくさんの動物種ボードを置いて、一度の「老化」でたくさんの魚を得点化しつつ、それらが消滅しないように維持するゲームである。

ルール

カードには通常特徴カード深海特徴カードの2種類があり、最初は通常特徴カードだけを持っている。

ゲーム序盤から深海特徴カードを取ることは可能だが、深海特徴カードはゲーム中に発生するカンブリア爆発以降しか出すことができない。

魚はサンゴ礁ボードと、海洋ボードの3ヶ所のエリア、計4ヶ所にいる。

アクションによってサンゴ礁ボードから魚を取ったり、海洋ボードから魚を取ったりして、取った魚を動物種ボードの上に置く。

動物種ボードは魚を10匹まで置けるボードで、カードをプレイする際に置くことができる。

10匹になると5匹まで減ってしまう。また、毎ラウンド、手番の最後に「老化」が発生して、各動物種ボードから1匹(カンブリア爆発後は2匹)、手元に移動する。

この時、動物種ボードが空になると、置いてある特徴カードごと消滅する。すなわち、動物種ボード上の魚は、3匹~9匹くらいを維持するのが望ましい。(プレイングにもよるが)

海洋ボードの1つ目のエリアから魚がいなくなると、カンブリア爆発が起き、以降「老化」で手元に移動する魚が2匹になり、深海特徴カードが使えるようになる。

深海特徴カードは、手元の魚をコストとして必要とするが、その分効果も強力。

すべての魚を取ったらゲーム終了。動物種ボード上の魚も含めて、最もたくさん魚を取ったプレイヤーが勝利する。

感想

難しい。ルール自体も難しいし、プレイ感も重たい。

ゲーム中、サンゴ礁と海洋ボードのどっちから魚を取るのか、何度か混乱した。

カードの効果も多く、難しくて、なかなか理解できない。これはカードゲームの経験が大きく左右しそう。一緒にプレイした仲間は、初回から上手くコンボをキメて魚を集めていた。

概要に書いた通り、動物種ボードをたくさん並べて、「老化」でたくさんの魚を手元に移動しつつ、動物種ボードも維持するのが基本的なプレイになるが、魚を取る「食餌」フェイズでは1つの動物種ボードにしか魚を置けないので、カードの効果を上手く使わないと実現できない。

考えることが多く、カードの内容も複雑だが、だからこそ面白いゲームでもある。

自分には難しすぎたが、カードゲームが好きな人には楽しめると思います!

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