【レビュー】ニムト*牛を引き取ったら負け!
概要
1~104までの数字の書かれた104枚のカードを使って遊ぶカードゲーム。
全プレイヤー、一斉に手札からカードを1枚出して、小さい数を出した人から順に場に置いていく。
場には4つ置き場所があるが、各列5枚までしか置くことができない。
もし6枚目を置いてしまったら、並べられていた5枚を引き取る。
カードには牛のマークが描かれており、引き取ったカードの牛の数が失点になる。誰かの失点が66点になったらゲーム終了。
2人~10人までプレイ可能。たくさんの人数でわいわいやりたいゲーム。
カードにつて
カードは104枚あり、1から104の数字が書かれている。
カードには牛のマークが描かれており、
10、20、30……:3つ
5、15、25……:2つ
11、22、33……:5つ
55:5つ(2+5)
それ以外:1つ
となっている。この牛のマークの数が失点となる。
ルール
一人10枚カードを配った後、場に4枚のカードを並べる。
その後、プレイヤーは手札から1枚選んで、裏向きで出した後、一斉に表にする。
カードは、数字の小さい順に処理する。場のカードの、出したカードより小さくて、一番近い数字の後ろに並べる。
写真の場合、31、36、45、63の順に処理し、31は3の後ろに、36は31の後ろに、45は36の後ろに、63は62の後ろに、それぞれ置かれる。
もし場のどのカードよりも小さい数字を出した場合は、任意の1列のカードを引き取って、代わりに自分の出したカードを置く。
また、自分の置いたカードがその列の6枚目になった場合、その列のカードを引き取った上で、自分のカードを置く。
上の写真の場合、46が45の次に置かれた後、48のプレイヤーは6枚目になるので、3から46までのカードを引き取らなくてはならない。
49を出したプレイヤーは、手前のプレイヤーが列を引き取ってくれたおかげで、列を引き取らずに済む。
これを手札がなくなるまで繰り返し、もし誰かが牛のマーク(失点)が66点を超えたらゲーム終了。
最も失点が少ないプレイヤーが勝利する。
66点に満たない場合は、次のラウンドを行う。
感想
人数が多い時の定番の軽ゲー。ただ、10人まで遊べるが、あまり多いと場が変わり過ぎて、戦略性が薄れてしまう。
もっとも、色々考えて出した末、まったく思い通りにならないのがこのゲームの醍醐味ではある。パーティーゲームと考えれば、人数が多すぎるのも一興だろう。
重ゲーばかりプレイするようになった今でも、稼働率の高い小箱の軽ゲー。定番ゲームとして名前の挙がるのも納得の面白さなので、トランプと同じ感覚で気軽に買ってみてはいかがでしょうか。