【レビュー】ニューヨーク・ズー*誰よりも早く動物園を作ろう!

2021年5月19日

ニューヨーク・ズー

概要

共通のトラックから動物やタイルを取り、個人ボード上に並べていく。

点数という概念はなく、最初に個人ボードをタイルで埋めた人が勝利する。

タイルを置くためには動物が必要になる。また、一つのタイルを動物で埋めることができると、ボーナスタイルを獲得できる。

すべてのマスを埋めるためには、このボーナスタイルが必須なので、動物のマネジメントも重要になる。

タイルを取るか、動物を取るか。自分がトラックを進めると、相手は何が取れるか。

可愛い見た目に反して、運要素の介在しない、ゲーマーズゲームである。

ルール

写真上部のような、①タイルを取るスペースと、②動物を取るスペースと、③繁殖タイミングの描かれた共有トラックの上を、ゾウのコマがグルグル回る。

手番ではゾウを①と②のスペース3つ分まで進めることができ、ゾウを置いた場所のタイルか動物を取って個人ボードに配置する。

①はタイルが大きい順に3枚積んであり、上から取得する。ボードが埋まっていくほど、タイルも融通のきく小さなものになっていく。

②は2種類の動物が描かれているが、どちらも1つずつもらえる。ストックスペースの他に、すでに同じ動物の置かれているタイルの上に置くこともできる。

③は通過するだけで、全員そこに描かれた動物の繁殖を行う。同じタイルに2つ以上置いてあったら、追加で1つもらえる。プレイ人数によって他の動物のボーナス繁殖ができる。

タイルを置く際、必ず動物も置かなくてはいけない。個人ボードのストックスペースもしくは、他のタイルから移動できるが、タイル上の動物が0個になってはいけない。つまり、一度置いたら、そのタイルの動物の種類は固定される。

タイルがすべて動物で埋まると、ボーナスタイルがもらえる。ここに一つ、大きいタイルは一気に埋まるがボーナスが遠く、小さいタイルはボードは埋まらないがボーナスが近いというジレンマがある。

動物は1つはストックスペースに戻し、残りはサプライに戻す。

最初に個人ボードのすべてのマスをタイルで埋めたプレイヤーが勝利する。

感想

面白い。

デザイナーは『パッチワーク』のウヴェ・ローゼンベルク氏。パッチワークは終盤3つ先まで置けないタイルがあると、お互いパスしてゲームが終了するみたいなこともあったが、このゲームでは必ず動物が取れてボーナスタイルへの動線ができているので、そういうことはない。

パッチワークの欠点を見事に解消しているが、点数がないのはやり込み要素としてはマイナスかもしれない。最高点を目指すとか、前回の自分を超えるみたいな楽しみ方はできない。

マスの個数によってタイルの色が異なるのだが、すべて同じ緑系統で、とてもわかりづらい。色が似ているから完成盤面が綺麗かというと、ボーナスタイルがあるのでそうでもない。

2人で楽しむのなら、是非『パッチワーク』と両方やってみて欲しいです。人によって刺さる方は異なるでしょうが、どっちかは楽しめると思います。

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