【レビュー】なないろのおと*7つの色を集めよう!

2022年5月13日

なないろのおと

概要

7つの色が2色ずつ描かれた音色カードを集めて、7つの色すべてを集めるゲーム。

まず場に「音色」カードの山を7つ作り、そのいずれかに自分のコマを乗せる。まほうカードを一人7枚配る。

手番では、まず自分のコマを別の山に移動してから、「まほう」カードを使用する。

「まほう」カードには、7つの山のどの山からカードを取れるかが描かれており、そこに描かれた山にコマのあるプレイヤーは全員、山の一番上のカードを取ることができる。

音色カードには、基本的には2つの色が描かれており、奇数枚だとその色を持っている、偶数枚だと持っていない状態になる。例えば「赤・紫」「赤・黄」の2枚を持っていたら、赤は打ち消し合って消滅し、紫と黄を持っていることになる。

最初に7色すべて揃えた人が勝利する。

ルール

「音色」カードを7つの山にする。

周囲の6つは表向きで3枚ずつ、残りはすべて中央で裏向きの山にして、1枚だけ表にする。

「まほう」カードを一人7枚配る。

これが「まほう」カード。

全員が順番に、自分のコマを山の上に置いたら、一人ずつ手番を行う。

手番は以下の2つを必ず行う。

1つ隣の山に自分のコマに移動する

「まほう」カードを1枚使う

「まほう」カードで音符の光っている山にいる人全員が、山の一番上の「音色」カードを取る。同じ山に複数人いる場合は順番に取る。

下の写真は、最初に左下にいた緑が1つ右に移動した後、右下にある「まほう」カードを使った。

この場合、緑だけが「音色」カードを取ることができる。

同じ色が2枚あると、ぶつかり合って無しになる。3枚取ると復活する。

「休符」カードはぶつかっている片方の色を、持っていないことにできる

最初に7色揃えた人の勝ち。

下の場合、黄色が4枚あるが、1枚を「休符」カードで打ち消している。

これらの他に、特別な「音色」カードとして、「虹色」カードという、好きな色1つ分になるカードがある。

また、特別な「まほう」カードとして、誰か1人を1つ隣に移動させるカードと、誰か2人の位置を入れ替えるカードがある。これらのカードはどのタイミングでも使うことができる。

感想

可愛らしいし、シンプルで良い。ルールも簡単。子供相手や、色々な人が集まるボドゲ会などには良いと思う。

ただ、そこまで考えるべきところはないし、山の次に何が出てくるかとか、最初に配られるまほうカードは運なので、あまり突き詰めるゲームではない。

ルールで1点、不明なところがあって、山のなくなった場所には移動できないが、

 ① ②

③ ④ ⑤

 ⑥ ⑦

の内、①にいて、②、③、④の山がなくなった場合、それ以上移動できないのか、⑤、⑥、⑦に移動できるのかがわからない。

個人的には、動けなくなると解釈すべきだと思うし、その方が相手を脱落させる戦略や、特別なまほうカードの使い道が増えて良いと思う。

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