【レビュー】イカロスの太陽*カードを操ってギアを集めよう!

イカロスの太陽

どんなゲーム?

デッキ構築系のカードゲーム。

主に燃料を使ってカードをプレイし、ギアを得るのだが、事前に共通のアクションカードの上に自分のディスクを置き、そのカードに対応するカードが自分の山からめくられると、特別な効果を受けられる。

少しわかりにくいが、下の写真のようにアクションカードにディスクを置く。

例えば「ギアスカウター」なら、自分の山札から「歯車遺跡島」をプレイ出来たらギアがもらえる。

デッキはこんな感じ。

毎ラウンド、燃料を3つもらえるのだが、燃料が尽きてカードがプレイできなくなるまでカードを引いてプレイできる。

カードの内容によっては、燃料が増えたりもできるし、アクションの効果で山札を見てカードを捨てたりもできるので、上手くいけば山札を引き切れる。

山札を引き切ると勝利点のあるカードを獲得できる。

毎ラウンド、共通のカード山からカードが1枚ずつ手札に加えられる。この山が尽きたらゲーム終了。

獲得したカードにある勝利点の高いプレイヤーが勝利する。

感想

雰囲気は抜群に良い。

ルールもそれほど難しくなく、独特のプレイ感もあって良いのだが、カードの強弱がありすぎる印象。

山札から自動的に1枚加えられるカードも、燃料を1つ消費する「蒼い空」と、燃料を2つ消費する「雲海」の差があり過ぎて、3連続くらい「雲海」を引いて心が折れてしまった。

アクションも、山札を見てカードを捨てられるものが強く、それがあれば底まで行けるが、なければ難しい。しかもいきなり「雲海」が出て、何も出来ずに終わることも多々。

アイデアと雰囲気が抜群に良いので、とても惜しい。

ただ、1回プレイしただけで気付ける問題に、デザイナーが事前に気付けなかったとは思えないので、自分のプレイングが下手だっただけの可能性は大いにある。上級者向けのゲームなのかもしれない。

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