【レビュー】羊と花畑*タイルを並べて3枚の目標で高得点を目指そう!
概要
2~4人用のタイル配置ゲーム。
湖や花畑、草原といった地形に、家や羊、木や魚が描かれたタイルがあり、3枚オープンになっている内から1枚選んで配置していく。
3~4人プレイの場合、自分だけの目標の他に、左隣の人との共通の目標と、右隣の人との共通の目標があり、最後は3つの目標の得点を合計して、最も点数が高い人が勝利する。
ルール
準備
タイルは全部37枚あり、その内の1枚を表向きにして、最初のタイルとする。(残りが36枚になるので、2~4人プレイ、いずれの場合でも全員の手番数は同じになる)
他に3枚表向きにする。
目標カードは、2人プレイの場合は一人3枚配って、1枚を表向きにする。
3~4人プレイの場合は、一人1枚と、各プレイヤーの間に1枚ずつ裏向きに配り、共通の目標とする。対象のプレイヤーのみが見ることができる。
進行
表向きになっているタイルから1枚選んで、すでに配置したタイルに接するように配置する。
この時、絵が繋がるように配置する。湖に都市を繋げたり、道が途切れるなど、絵が繋がらないようには置くことができない。
タイルがすべて置かれたらゲーム終了。一人3枚の目標カードの得点を合計し、最も得点が多い人が勝利する。
目標カード
目標カードには、「完成したエリアにいる牛の数×4点」とか、「完成した湖の数×4点」などの目標が書かれている。
完成したエリアとは、グルッと閉じているエリアを指す。
例えば下の写真で、
赤丸の草原や、青丸の湖、紫丸の花畑などが閉じている。(もちろん、赤丸の中の都市も閉じているし、他にもたくさん閉じている)
感想
ルールが非常に簡単でわかりやすく、また共通の目標というルールが面白い。協力しながら、個人目標で相手を出し抜く。
相手のプレイを見ながら、個人目標はこれかなと推測して、上手に潰していくのも大事になる。
潰しまくると、完成したマップが美しくなくなるのは致し方ない。その中でも、個人目標が上手く決まった時には爽快感がある。
中級者以上の人にはもちろん、特に初心者や、ボードゲームが初めてという人にもとてもオススメのゲーム。