【レビュー】チャオチャオ*出目を偽って橋を渡れ!

2022年5月12日

チャオチャオ

概要

サイコロを振って橋を渡る。ただし、サイコロは秘密裏に振り、出目は口頭で宣言する。

この時、嘘をついてもよい。また、サイコロには「×」の出目もあり、この時は嘘をつかなくてはならない。

誰かに嘘を見破られると、そのコマは橋から脱落して、また新しいコマでスタートする。

逆に、本当なのに嘘と言ってしまったプレイヤーも、同様に橋から脱落する。

しれっと嘘をついて橋を渡り切ろう。

ルール

各プレイヤー、自分の色のコマを7つ持ち、それぞれ1つずつ、端の左側に置く。

プレイヤーは手番になったらダイスを振る。このダイスは「1」~「4」が1つずつと、「×」が2つある。

ダイスは筒の中で秘密裏に振って、出目を宣言する。この時、嘘を言ってもよい。「×」の時は、必然的に嘘を言うことになる。

手番の次のプレイヤーから順番に、もし出目が嘘だと思ったら「嘘だ」と宣言する。誰か一人が宣言したら、そこで出目を確認する。

もし誰も宣言しなければ、出目の数だけ先へ進んで、筒を振って出目をわからなくしてから次のプレイヤーに渡す。

「嘘だ」と宣言した場合

もし宣言が本当だった場合、「嘘だ」と言ったプレイヤーのコマが橋から脱落する。

もし嘘だった場合、手番プレイヤーのコマが脱落する。

脱落したら、また新しいコマをスタート地点に置く。

ゴールとゲーム終了

ゴール地点には①から⑧までのマスがあり、ゴールした順に①から置いていく。

もし誰かが3つのコマをゴールさせたら、そのプレイヤーが勝利する

誰かが3つのコマをゴールさせる前に、すべてのコマが脱落するか、8つのマスが埋まったら、そこでゲーム終了。自分のコマを置いているマスの数字の合計が大きいプレイヤーが勝利する

途中でコマがなくなったプレイヤーは、手番は行えないが、ゴールしたコマを賭けて「嘘だ」と宣言することができる。(3つゴールできなかった場合、後からゴールした方が有利なので、その救済ルールと思われる。後は、コマがなくなると退屈してしまう)

感想

コンセプトは面白いが、どうしても「嘘だ」と宣言するタイミングやプレイヤーが機械的になってしまうと感じた。

・宣言された出目が大きい

・止めないとゴールされてしまう

・残っているコマが多いプレイヤーが宣言する

・自分のコマがあまり進んでいないプレイヤーが宣言する

後は、そもそも出目がいいプレイヤーがやはり強い。これはすごろくと同じ。

それでも、単にダイスを振るだけではなく、駆け引きもあるし、同じプレイヤーが3つゴールしなければゆっくり行った方が強いなど、ゲーム性もある。

パーティーゲームとしてはオススメできる一作。

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