【レビュー】南極の飛び込みペンギン(Antartik)

概要

コンポーネントはペンギンと数字が書かれた55枚のカードで、1が1枚、2が2枚、……、10が10枚という構成。

手番プレイヤーは山から1枚ずつ引き、降りてそれまでにオープンしたカードを引き取るか、さらに続けるかを選択する。

もし同じ数字のカードが出てしまったら、最後に引いたカードだけを獲得する。

山札がなくなるまで繰り返し、最もカードを獲得したプレイヤーが勝利する。

ルール

最初に全員に、プレイヤー人数と同じ枚数、カードを配る。配られたカードは表向きにして、自分の前に置く。

手番プレイヤーは、山札からカードをめくるか、そこで降りるかを選択する。

降りる選択をしたら、それまでめくったカードを獲得し、すべて自分の前に表向きに置く。

さらにカードをめくり、もしすでにめくったカードと同じ数字が出たら失敗。最後の1枚だけを獲得する。

同じ数字が出なかったら、さらに手番を継続する。

前のプレイヤーが失敗した場合、次のプレイヤーはそのままの状態から継続するか、めくられたカードを山札の底に返してから、新たに挑戦するかを選択できる。

競技者に立ち向かう

手番プレイヤー(競技者)以外のすべてのプレイヤーは、一度だけ、競技者がカードをめくるか降りるかを宣言する前に、手番がそこで終わるかを、カードを1枚出して賭けることが出来る。

もし競技者が降りたり、めくった結果ドボンしたら賭けは成功し、賭けたカードを裏向きにする。

賭けに負けたら(つまり競技者がさらにめくって成功したら)、そのカードは表向きのまま競技者の前に移動する。

これらを山札がなくなるまで続け、表向きのカード×1点+裏向きのカード×3点で、最も得点の高いプレイヤーが勝利する。

その他

プレイヤーはいつでも、裏向きのカード1枚を、表向きのカード2枚に交換できる。そのカードを表向きにし、もう1枚は山札の底から引く。

「調査」のイラストの描かれたカードは、他のプレイヤーが誰も賭けなかった手番において捨て札にすることで、山札の上から3枚を確認した上で、任意の順番で戻すことができる。山札の下に入れることもできる。

「降下」のイラストの描かれたカードは、子供と一緒に遊ぶ時用で、ドボンを一度無効化し、それまでめくったカードを引き取ることができる。

感想

シンプルなドボンゲーム。

カウンティング要素はあるが、基本的にはカードはオープンされているので、何が何枚残っているかは数えればわかる。裏向きの数枚だけ覚えればよいので、記憶力がものを言うゲームではない。

点差も常にわかるので、勝つためには引かなくてはいけないとか、全体的にロジカル。もちろん、最後は運。

さらっとプレイしたいカードゲーム。

涼夏と千紗都と『南極の飛び込みペンギン』

3人プレイでのプレイ記があります!

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