【レビュー】タルバ(TALUVA)*噴火で隆起した土地に集落を作ろう!

タルバ

概要

3つのマスが繋がったタイルを配置し、その上に自分の色のコマを置く。

タイルは火山のマスを軸にして、立体的に積み重ねることもできる。これにより、「塔」のコマを置くことができるようになる。

また、自分の色のコマが繋がったものを「集落」と呼ぶが、3マス以上の集落には「神殿」のコマを置くことができる。

「小屋」、「塔」、「神殿」コマの内2種類を置き切ったら勝利する。

ルール

コマの種類は「小屋」「塔」「神殿」で、すべてのプレイヤーが自分の色のコマを同じ個数ずつ持ってスタート。

手番では、火山タイルを1枚引いて配置する。火山と火山が重なるように、立体的に積み重ねることもできる(いくつか配置のルールがある)。

その後、火山以外のマスに自分のコマを置く。「塔」は自分の集落に隣接する3階以上のマスに置くことができる。「神殿」は面積が3マス以上ある自分の集落に隣接するように置くことができる。

「塔」も「神殿」も1つの集落に1つしか置くことができない。(後から2つの集落がくっついて、結果として1つの集落に2つ以上の「塔」や「神殿」があるのは構わない)

他に、「小屋」を一度に複数個置いたり、火山の噴火(上の段にタイルを置くこと)によって、置いてある小屋が失われるなどのルールがある。

建物を建てるのは必ずしなければならず、手番で建物が建てられない場合、そのプレイヤーは脱落する。

火山タイルがなくなる前に、2種類のコマを置き切ったプレイヤーの勝利。

もし火山タイルが先になくなったら、「神殿」をより多く建てているプレイヤーが勝利する(同数なら「塔」、それも同数なら「小屋」)

感想

お手軽タイル配置ゲームだが、細かいルールは多い印象。

火山の噴火は溶岩の流れる向きが同じではいけないとか、集落を完全に覆う形で置くことはできないとか。

あと、「小屋」を複数建てるルールもやや直感的ではない。

しかしまあ、2回もやれば慣れる。火山タイルは厚みがあって高級感があるし、イラストやコマも雰囲気がある。

牽制し合うと全然立体的にならず、「塔」の建たない展開になりがち。タイル運もあるし、もう少し気楽にやっていいゲームかもしれない。

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