【レビュー】World Exchangers*都市の売買で儲けよう!
概要
全12ラウンド(12ヶ月)に渡り都市カードを売買し、月ごとの所持金を個人ボードにプロットする。
それを線で繋げることで、個人ボード上に折れ線チャートが出来上がる。
ボード上にはいくつかのマークがあり、引いた線がそのマークの上を通過すると、そのマークを獲得したことになる。
最終的に、そのマークの数とカードの組み合わせ、あるいは目標(トレンドカード)の内容に応じて報酬を得て、所持金と合わせて最も稼いだプレイヤーが勝利する。
ルール
各都市カードには、通常の売買価格と、高く売れる月やその値段が書かれている。
例えば上の例では、ワルシャワは通常100で売買されるが、4月と9月には200で売却できる。
サン・ファンは、1月と11月は400で売却でき、7月だと特に、「祝祭の輪」と言って、個人ボード上にプロットした点の周囲4マスに輪を書くことができる。
個人ボードはこういう作り。
下限0、上限1000の間を、都市カードを買うことで行ったり来たりする。
その点を線で繋ぐことで、ボード上に描かれたアイコンを手に入れていく。
なお、毎月都市カードを1枚だけ買うか、1枚だけ売ることしかできないが、1ゲームに1回ずつ、2枚買ったり、2枚売ったりできる。
ゲームには他にトレンドカードがあり、6月と12月に条件に応じたボーナスが得られる。
上の例だと、12月の終了後、同じ所持金を4回プロットしていたら600手に入る。
他に、メディア影響力や、獲得したマークの数×同じ色のカード枚数などで報酬が得られ、所持金と持っているカードの価値を足し合わせて、最終的な所持金で勝敗が決まる。
感想
概要を聞いて面白そうだったのでプレイ。
ルールは至ってシンプルだが、いかに効率よくお金を稼ぐか、「祝祭の輪」を打てるかを考えるのが難しい。
特に、カードを売らないとお金が手に入らないが、カードを売ると最後のマーク数×カード枚数が振るわなくなるので、どこで何を売って、場合によっては買い戻したり、そうこうしている内に他に人に買われてしまったり、マネジメントが難しく、面白い。
テーマが苦手でなければ、是非手に取ってみて欲しい一作。