【レビュー】チケットトゥライド:ロンドン
概要
ボード上に自分のバスコマを置いて、都市と都市を接続する。置けるルートは早い者勝ち。場所によっては2人まで置ける。
バスコマを置く時は、ルートに対応する色の乗り物カードが、マスの数だけ必要になる。マスコマを置くと即座に長さに応じた点数が入る。
また、行き先チケットがあり、チケットに書かれた都市間をバスコマで接続できると、得点になる。ただし、接続できないと失点になる。
本家『チケット・トゥ・ライド』のマップを小さくした、お手軽版。
ルール
最初に各プレイヤー、乗り物カード2枚と、行き先チケットが2枚配られる。
手番では、「乗り物カードを引く」「ルートをつなぐ」「行き先チケットを引く」から選択できる。
乗り物カードを引く:2枚引ける。5枚オープンになっている場から引くこともできるし、山から引くこともできる。場に出ている虹色のバスカードを取った場合は、2枚目を引くことはできない。手札には上限がない。
場から取った場合、即座に山から補充する。虹色のバスカードが3枚になったら、即座に場を作り直す。
ルートをつなぐ:ルート上に自分のバスコマを配置する。その時、ルートの色と同じ色の乗り物カードが、同じ枚数必要になる。灰色のルートは何色でもいい。虹色のバスカードは何色にも使える。
置いたら、即座に長さに応じた得点が入る。1つは1点、2つは2点、3つは4点、4つは7点。
行き先チケットを引く:山から2枚引いて、少なくとも1枚は所持する。
ゲームの終了
いずれかのプレイヤーの残りバスコマが2個以下になったら、各プレイヤー1回ずつ手番を行ってゲームを終了する。(トリガーを引いたプレイヤーももう1手番できる)
それまでのルートの得点に、達成した行き先チケットの得点と、達成できなかった行き先チケットの失点を加え、最後に完成させた地区の得点を加える。
地区は、同じ数字の都市をバスコマで接続できていたらOK。すべてのルートを埋める必要はない。以下の写真では、青プレイヤーは4点得点する。
感想
基本となる『チケット・トゥ・ライド』とほとんど同じルールなので、本家をプレイしたことがあればすぐにプレイできる。地区ボーナスがロンドンマップ特有のルールになる。
プレイ時間は3人でプレイして10分~15分だった。手軽にサクッとプレイするにはいいが、さすがにちょっと物足りない。ただ、『チケット・トゥ・ライド』をプレイしたことがない人に、お試しで出すにはとても良さそう。
地区ボーナスのルールは秀逸。
ゲームが短いので、行き先チケットを引くアクションは、冒険感が増すように感じられた。