【レビュー】カルナック:置いて倒して3つ繋ごう!
概要
白と赤の2色の模様の描かれた直方体のコマを交互に置いていき、28個のコマがなくなったら終了。
真上から見て、同じ色の模様が3つ以上繋がっている塊の個数で競う。
配置する時は立てて起き、次のプレイヤーはそれを倒してから、次に自分のコマを置くか、倒さない選択をすることができる。
ルール
1×2の直方体をメガリスという。すべて模様の内容は同じで、上下は赤と白、側面は赤2つと白2つが、それぞれ反対側に描かれている。
最初の手番では、このメガリスをボード上に立てて配置する。自分の色が上になっても、相手の色が上になっても構わない。
次のプレイヤーから、「前のプレイヤーが立てて置いたメガリスを倒してから、新たにメガリスを立てて置く」か、「倒さない」を選択できる。倒さなかった場合、前のプレイヤーが連続手番になる。
ただし、物理的に倒せないように置いた場合は、そのままの状態で相手プレイヤーの手番になる。
なお、倒すと元のスペースは空く。
コマがなくなったらゲーム終了。
真上から見て、3つ以上模様が繋がっている塊(これをドルメンという)が多いプレイヤーが勝利。
同じだった場合、より大きなドルメンを持っているプレイヤーが勝利する。
感想
かなり面白い。
最後の手番のプレイヤーは簡単に1つドルメンを作れるから、一瞬先手が不利かと思ったが、ゲーム中に手番は入れ替わるし、むしろそれも重要な戦略になる。
また、敢えて相手の色で置いて2つのドルメンを1つにしてしまうとか、自分が有利になるようにしか倒せないように置くなど、戦略性が豊富。
コンポーネントもしっかりしているし、2人でゲームすることが多く、運要素のないゲームが好きな人には特にオススメ。