【レビュー】オリフラムⅡ~紅蓮~*策謀渦巻くカードゲーム!

2022年11月28日

オリフラム

概要

7種類の人物カードと4種類の策謀カード、計11枚のカードを、各プレイヤー同じセットで持ち、これを1ラウンドに1枚、共通のカード列に裏向きに配置する。

そしてそれを、端から1枚ずつ、裏向きのままにするか、表にするかを選び、表にしたカードと、元々表になっているカードの効果を適用する。

裏向きのままだと、その上に勝利点トークンを乗せ、勝利点トークンが乗っているカードを表にすると、上に乗っている勝利点トークンを獲得できる。

あるいはカードの効果で勝利点を獲得したり、誰かのカード(時には自分のカード)を破壊することでも勝利点を獲得する。

6ラウンド繰り返し、最も勝利点の多いプレイヤーが勝利する。

ルール

準備

各プレイヤー、自分の色の11枚のカードを受け取る。カードの内容は全員同じで、「王子」や「殺し屋」、「重罪人」など、7種類の人物カードと、「なりすまし」や「罠」など、4種類の策謀カードになっている。

この内、「王子の双子」を自分の前に表向きに配置し、残った10枚からランダムに3枚抜き取って、裏向きに置いておく。(わきに積まれたカード)

残った7枚を手札として、1ラウンドに1枚ずつプレイ。6ラウンド(つまり手元に1枚残った状態)でゲームは終了する。

各プレイヤー、勝利点トークンを1枚受け取る。また、自分の色に対応する買収トークンを受け取る。

手番

まず配置フェイズとして、親プレイヤーから順番に、カード列にカードを1枚、裏向きに配置する

カード列にカードがある場合、両端のいずれか、もしくは置かれている自分のカードの上に重ねて配置することができる(スタック)。

スタックする場合、カードの上に勝利点トークンが乗っていても、それごと上に重ねて配置する。

全プレイヤーがカードを配置したら、解決フェイズに移り、1枚ずつ順に解決する。

カードが裏向きの場合、「①裏向きのままにしておく」「②カードを公開する」の2つから選べる。

「①裏向きのままにしておく」:カードの上に、サプライから勝利点トークンを1枚乗せる。(どんどん増えていくが、最終的にカードの上に残った勝利点はカウントされない)

「②カードを公開する」:カードを表にして、効果を発動する。上に勝利点トークンが乗っていたら獲得する。

もしカードがすでに公開されている場合、そのカードの効果を発動する。

カードの破壊

「薬剤師」や「なりすまし」など、一部のカードには、他のカードを「破壊する」効果がある。

カードを破壊した場合、1勝利点を獲得する。(時には自分のカードを破壊してしまうこともあるが、その場合でも勝利点が得られる)

破壊されたカード上の勝利点トークンはサプライに戻し、カードは表向きにして担当プレイヤーの前に置いておく。カード列の隙間は詰める。

ゲームの終了

ゲームは6ラウンドで終了し、最も勝利点の多いプレイヤーが勝利する。

同点の場合、カード列により多くカードを置いているプレイヤーが勝利する。

ゲーム終了時、カード列のカードの上にある勝利点は加算しない

感想

ルールを読んで感じた以上に面白かった。

プレイ時間が15分~20分くらいなのもよい。(4人プレイ時)

カードに効果のあるゲームなので、どうしてもカードの内容を覚えてからが本番という部分はあるが、そもそも11種類しかないし、2回もやれば大体覚わる。

ちょっとカードの効果が難しいのは、これが「2」だからだろう。「1」をやったことがないのでなんとも言えないが、やはり先に「1」をやり、その次に「2」をやり、最後に混ぜてやるのが良さそうだ。

一部、カードの効果がわかりにくい。「王子」を破壊した場合、「王子の双子」も捨てられるとあるが、それは破壊されたことになって2点入るのか、破壊されたのはあくまで「王子」一人なのか。

そういう、ちょっとわかりにくい表現が散見される。もしかしたら、それも「1」をやればわかることなのかもしれないが、「2」の説明書からではよくわからなかった。

スポンサーリンク