【レビュー】レムレース*古城最奥の敵をやっつけよう!
概要
1~2人用の協力ゲーム。
4階層の古城を登り、現れる敵をスキルを使い、時には精霊の力を借りながら倒して、最奥を目指す。
最奥の敵を倒すとゲームクリア。勝利した状態によってエンディングが4つに分かれている。
途中でいずれかのプレイヤーのライフが0になったら敗北する。
ゲームの準備
ダンジョンカードは一階、二階、三階、四階それぞれ山にして、一階のカードを20枚の内、ランダムに10枚にして「月光浴カード」の上に置く。(10枚めくると「月光浴カード」が出てくる)
プレイヤーボードは、1人プレイと2人プレイで面が異なり、それぞれライフとソウルを指定の初期値に置き、カルマディスク(上限を表す黒のディスク)をその隣に置く。
各キャラクター、初期スキルカードをシャッフルして山にする。
初期スキルカード
キャラクターによって内容が異なるが、キャラクターの一人であるミルミアの場合は以下のような内容。
ゲーム中は、これに獲得した強化スキルカードが加わり、自分のデッキが強くなっていく。
また、「瞑想」することでデッキを圧縮できる。(カードをゲームから取り除ける。7枚未満にはできない)
ゲームの進行
インタールードとして、以下の3つの内のいずれかを行う。
食事:ジェムを1つ使って、ライフを3回復する。
強化:ジェムを3つ使って、強化スキルカードから3枚めくって、いずれかのカードを獲得する。(獲得しなくてもよい)
探索:ダンジョンカードを1枚めくって、ゲームボードに置く。
探索した場合、その後、エンカウントに続く。
これを続けていくと、やがて一番下に置いた「月光浴カード」が出てくる。この時、次の階層へ進むか、その階層にとどまるかを選択できる。(BOSSをすべて倒していない場合、次の階層には進めない)
その階層にとどまる場合、プレイヤーの最大ライフを1つ減らす。
こうしてやがて四階に辿り着き、最後の敵を倒すとゲームクリアとなる。
ダンジョンカードとエンカウント
ダンジョンカードには、「イベント」、「精霊」、「敵」の3種類がある。
「敵」の中には、「ELITE」や「BOSS」と書かれたものがある。
それぞれ探索によりエンカウントしたら、以下の処理を行う。
イベント
カードの効果を処理して、その後、カードを捨て札にする。
「月光浴カード」の場合は、前述の通り、その階層にとどまるか、次の階層に進むかを決める。
精霊
ジェムを支払って仲間にするか、ゲームから除外してジェムを2つ獲得するか、捨て札にする。
なお、2人プレイの場合、獲得した精霊は共有する。
敵
戦闘になる。まず、逃走するかどうかを選択できる。逃走する場合、ライフを減らした後、敵カードは捨て札になる。(それがBOSSであれば、いつかは倒さないと次の階層に勧めない)
戦う場合、デッキからカードを2枚引く。ソウルを1つ使うか、縦向きの精霊カードを横向きにすることで、カードを追加で引くことができる。(何度でも)
その後、手札を1枚ずつ、戦闘が終了しない限り、全部使う。
プレイエリアのカードをすべて捨て札にした後、敵のターンに移る。
主なスキル・敵の行動
主な攻撃方法には、物理攻撃と魔法攻撃があり、それぞれ防御と魔法防御で軽減できる。
敵の中には、防御を持っている敵もいる。(上の写真の一番右など)
多くの敵が「物理攻撃(LP)」という攻撃をしてくるが、これは現在のライフだけの攻撃力になる。(つまり、ライフが減ると攻撃力が落ちるという、リアルな設定)
感想
初回、2人プレイ、調子よく進んでいたが、三階の最初の敵の初手で一撃死した。
1人でもやってみたが、BOSSが2体いる場になって、一階でやられてしまった。(ルール上、BOSSの枚数は変化する)
難易度はかなり高め。運要素も多分にあるが、デッキをどう構築していくかが大事になる。
ボードゲームを1人で遊ぶことが多い人にはオススメ。なかなかクリアできないこともリプレイ性に繋がるが、クリアしたら満足しそうな感じはある。
涼夏と千紗都と『レムレース』
2人プレイでのプレイ記があります!