【レビュー】ぬくみ温泉開拓記＊立派な温泉宿を造ろう！
概要
各自自分のバッグから資源チップを引いて、その資源チップを使ってアクションを行い、新たに資源チップを獲得したり、旅館や大衆浴場、酒処や遊技場などの建物を建てる。
『オルレアン』というゲームをご存じの方は、オルレアンを簡単にした感じのゲームと思ってもらって間違いない。
ゲームは５ラウンド。コンパクトにまとまっており、比較的スムーズに終わる分、１手１手が重要になる。
ルール
最初に使用するキャラクターを選ぶ。キャラクター固有の能力があり、プレイ感が変化する。
ゲームは５ラウンド。以下の流れで行う。
１．ラウンドカードの効果を適用
セットアップ時に５枚用意したラウンドカードの効果を、全員が適用する。
「野菜を受け取る」のような内容。
２．助っ人カードを得る
山札から助っ人カードを１枚引く。
助っ人カードはプレイすることで様々な効果を発動するほか、遊技場の建設に必要だったり、様々なシーンで登場する。
３．袋からチップを引く
自分の袋から、引ける枚数のチップを引く。枚数は個人ボード上で示され、建物を建てるごとに増えていく。
４．アクション
引いたチップを使ってアクションを実行する。
資源チップを獲得したり、建物を建てるなどのアクションがある。
建物は共通ボード上に建てる。
移動アクションでコマを動かす必要があるが、フリーアクションでもコマを動かせる。
５．チップを袋に戻して、ラウンドカードを裏向きにする
これでラウンドが終了する。
他には、スタートプレイヤーが変わる「ぬく丸」や、遊技場の点数を決める「たのしさ」、料亭の点数を決める「おいしさ」と言った要素があるが、大体これですべて。
感想
非常に面白かった。元々『ぬくみ温泉繁盛記』のファンなのだが、同じテーマのゲームを、まったく別のルールでプレイ出来て、二度美味しい感じ。
概要に書いた通り、短い分、１手１手がシビアかな。
キャラクターごとに異なる能力を有しているので、繰り返し遊ぶことができる。買いの一作。