【レビュー】宇宙逃げろ*ダイスを手繰って脱出!
概要
ダイスを使った協力ゲーム。1~80の数字の書かれたすごろく的なマップ上でコマを進め、全員が「60」に到達するのを目指す。
プレイヤーが進むのと同時に、1体の宇宙人もトラック上を進んでいる。到達点はプレイ人数によって異なるが、例えば3人プレイなら、先に宇宙人が21のマスに辿り着くとゲームが終了し、全員が「60」に行けないとプレイヤーの負けになる。
6色のイラストの描かれたダイスを6つ振り、1ロールごとに出目を確定していく。黒の出目は自動的に確定する。
ロール後、色に応じたコマを進める。その後で、黒の出目の分だけ宇宙人のコマが進む。
ルール
初期配置。プレイヤーコマの内の1つは、全員「1」のマスに。残りは、右側に1つずつ。一番下の宇宙人トラックに1つ。
右側のマスは、上段がボーナスA、下段がボーナスB。いずれも、プレイ中に該当のマスに止まることで獲得できる。
ボーナスBは、手番の開始時に宇宙人コマを戻せる。ボーナスAはゲームの最後に、プレイヤーコマを進めることが出来る。(後述)
使用するダイス。
手番では、「ボーナスBの使用」の後、ダイスを振る。
ダイスは一度に6つ全部振り、毎回少なくとも1つの出目を確定させる。ただし、黒の目は振り直せない。(振り直せないが、黒の目を確定したとして、他のダイスを振り直すことはできる)
6つとも確定したら、ダイスの種類に応じて、タイルを移動する。
詳細は割愛するが、色ごとに、個数によって誰のコマを何マス進めるか(あるいは戻すか)が決定する。
上記の表の順(緑→赤→青→黄色→黒→灰色)に処理した後、黒の目の数だけ宇宙人コマを進める。
黒のダイスの中に一つ、目が赤い宇宙人コマがあるが、このコマは宇宙人が2マス進む。(選択ルール)
ゲームの終了
ゲームの終了条件は以下の2つ。
・宇宙人が終了マス(2人なら19マス、3人なら21マス、4人なら23マス)に到達する。
・少なくとも一人が「60」のマスに到達したら、その時の手番プレイヤーの次の手番終了時。
ゲーム終了後、全員のボーナスAを、「60」に到達していないプレイヤーに割り振る。
その上で、全員が「60」以上にいたらプレイヤーが勝利する。
(つまり、誰か一人だけさっさと「60」に到達したら、取り残されたメンバーが食われて敗北ということ)
感想
ダイス運はあるが、程よいバランス。2人プレイで2回やって1勝1敗。
誰のコマをどれだけ進めるかという戦略性が面白いが、それよりもダイス運の方が強いかな。
黒のデメリットがかなり大きいので、初手で黒が出なかったら、とりあえずそれで確定させるのが結構有効そう。
ダイスをわさっと振るのが好きな人にオススメ。
涼夏と千紗都と『宇宙逃げろ』
2人プレイでのプレイ記があります!