【レビュー】ワンストーリー*みんなの求める家を建てよう!

ワンストーリー

概要

KやLなどのピースを配置して、求められる部屋を作る。

住みたい人たちは、部屋の難易度によってレベル1~レベル3まであり、レベル3になると2LLDDKKの部屋を求められたりする。

3ラウンドプレイして1回更新。更新のたびに家賃収入が入る。

5回更新した後、最もたくさんお金を稼いだ人が勝利する。

ルール

まずカードが2種類あり、求められている部屋(住みたい人)のカードがレベル1~3の3種類。2枚ずつオープンになっている。

また、「オートロック」や「南向き」、「ペット可」、「駅近」などの条件の書かれたカードがある。

自分のターンでは、まず条件の書かれたカードを1枚引いて、人を入居させるか、部屋のピースを取る。

部屋のピースは「R」「D」「K」の3種類の封筒に、それぞれピースが入っており、1つ選んで引く。(ピースを取るのに条件のカードを使う。ゲーム後半は封筒も使える)

そして、引いたピースを個人ボードに配置する。ピースがくっつくと1つの部屋と見なされる。(角が触れ合っている分には別の部屋)

人を住まわせる時、条件のカードが必須だったり、あるいは条件のカードを追加することで、入居時や更新時に特典があるケースもある。

3ラウンドごとに更新が1回。

5回の更新でゲームが終了する。

感想

テーマが良く、コンポーネントもオシャレで、様々な条件があって戦略性がとても高く感じるが、これはパーティーゲームである。

まず、高いレベルの部屋に必要となってくる「L」が、「D」の封筒から取れるピースに「LD」としてくっついており、それ以外に入手する手段がない。つまり、完全に運である。

また、どんな形のピースが取れるかも完全に運であり、条件のカードも一部のカードの効果を除いて、選んで取ることは出来ない。

変な形のピースを引いて笑ったり、すごい部屋を求める入居者たちを楽しんだりするパーティーゲームだと思えば楽しめる。

自分はそれを知らずに、「L」がまったく出ず、合致する条件カードも来なくて壊滅した。狙って作るゲームではない。

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