【レビュー】マンハッタン*高く高くビルを建てよう!

マンハッタン

概要

共通ボード上にある6ヶ所のエリアにビルを建設していき、その高さや棟数で得点する。

各エリア9ヶ所のマスがあり、そこにビルパーツを置いていくのだが、他の人が所有しているビル(一番上のパーツで判断)の上に置く時は、自分の階数が、その人の階数以上にならなくてはいけない。

ルール

ビルパーツは25個あり、その内の1つは得点マーカーに使うため、一人24個。

3人プレイの場合、ラウンドの最初に4個取り、6ラウンド行う。

4人プレイの場合、ラウンドの最初に6個とり、4ラウンド行う。

スタートプレイヤーから順に、建設カード(各エリアの9つのマスの内、どこに置けるかが書かれている)をプレイして、そこに自分のビルパーツを置く。

ビルパーツを配置したら手札を補充する。

ラウンドが終了したら、得点計算を行う。

得点計算

・すべてのエリアで、単独で最も高いビルを所有していたら3点。

・エリアごとに、所有しているビルの数が単独で最も多いプレイヤーが2点。

・所有しているビルの数×1点。

ビルパーツの置き方

・空いているマスには、好きなパーツを配置できる。

・一番上が自分の色なら、好きなパーツを追加できる。

・一番上が他のプレイヤーの場合、そのプレイヤーの階数以上になるようにしか置けない。例えば、下から水色、黒、黒、黒だったら、水色プレイヤーは2階以上、オレンジプレイヤーは3階以上のパーツしか置けない。

※つまり、ビルパーツは4階までしかないため、他の人が誰も置く前に5階にしてしまえば、そのビルの所有は確定する。

感想

ルールが極めて簡単で、強いインタラクションと適度な運要素、ビルパーツの取得や配置での戦略性など、とてもバランスの良いゲーム。

元は1994年のゲームで、初めてプレイした時は入手が極めて難しかったが、『マンハッタン新版 完全日本語版』が発売されて、今は入手しやすくなっている。

子供から大人まで楽しめる良作。コンポーネントがしっかりしている分、箱が大きいのだけが苦しい。

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