【レビュー】ラッキーナンバー*クローバーを昇順に並べよう!

ラッキーナンバー

概要

このサイトではあまりレビューに他のゲーム名を出さないようにしているが、もし「コンプレット」を知っているのなら、一次元の「コンプレット」を二次元にしたようなゲームだと捉えるとわかりやすい。

4×4マスの個人ボードを20枚のクローバーで埋めることを目的とする。

ただし、クローバーは上から下も、左から右も昇順に並べないといけない。

ルール

1~20の20枚のチップを、プレイ人数分用意して裏向きにしてかき混ぜる。

各プレイヤー4枚引いたら、それを個人ボードの左上から右下に昇順に並べる。

手番では、場から1枚チップを取り、自分のボードに配置するか、自分のボード上のチップと入れ替えるか、もしくは要らなければ表向きに場に戻す。

ボードにあるチップと入れ替えた場合も、入れ替えたチップは表向きで場に置く。

場からチップを取る時はもちろん表向きのチップも取ることができる。

最初に自分のボードに20枚チップを置いたプレイヤーが勝利する。

ヴァリアントルール

ケンビルの公式サイトに「ブルーノのヴァリアント」として、「同じ数字が斜めに隣接したらもう一手番行える」というルールが紹介されている。

前述の「コンプレット」も、「隣の数字と連番になったら連続手番」というルールがあり、一つの逆転要素になっている。

というのは、通常ルールだと、場に表向きになっているチップだけで、数手先の勝敗が決まってしまうことがあるが、連続手番のルールがあると引き運一つで逆転要素があって最後まで楽しむことができる。

感想

とても面白い。

引き運のゲームに思えるかもしれないがそんなことはなく、どのように数字を入れ替えると受けが広くなるかとか、どの数字なら場に放出しても相手が有利にならないかとか、考えることは多い。

2人でも十分楽しめるが、前述のヴァリアントルールを入れるなら3人以上の方が良い。同じ数字が増えて、連続手番の可能性が増える。

ボードゲームカフェでプレイしたが、購入を検討している一作。

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