【レビュー】ヘックメック*ダイスでイモムシを集めよう!

ヘックメック

概要

コンポーネントは8個のダイスと、16枚のタイル。

ダイスは1~5までの数字と、6の代わりにイモムシのマークが描かれている。

タイルは21~36の数字が書かれており、数字の下にイモムシが1~4匹描かれている。

手番ではダイスをすべて振って、出た目の内、1つの出目のダイスをすべて取る。

残りのダイスを振って、それまでに取っていない目のダイスを取る。

これを繰り返し、出目の合計以下のタイルを獲得。最終的に、獲得したタイルのイモムシの数が多いプレイヤーが勝利する。

ルール

ダイスの取り方

毎回、1種類の出目を取り、残りを振り直す。2回目以降は、それまでに取った出目は取れない。

例えば最初に[1][1][2][2][2][4][4][5]だったとして、ここでは[5]を選択。

次に7つを振り、[1][1][3][5][5][5][イモムシ]だった。[5]はもう選べないので、[イモムシ]を選択。

さらに残りの6つを振り、[1][2][2][5][イモムシ][イモムシ]だったので、[2]を選択。

これを、自分の好きなタイミングでやめるか、もしくはもうそれ以上取れなくなるまで続ける。

タイルの取り方

取ったダイスの中に[イモムシ]があれば、出目の合計以下のタイルを場から獲得できる。([イモムシ]の数字は5として扱う)

あるいは、出目の合計数字のタイルを、相手の取ったタイルの一番上から取ることができる。(このルールにより、ダイスを取る時に途中でやめる意味がある)

獲得したタイルは、一番最後に取ったタイルが一番上になるように山にして置く。

取ったダイスの中に[イモムシ]がなかったり、取れるタイルが無い場合は、自分の取ったタイルの一番上のタイルを場に戻した上で、場にある一番大きい数字のタイルを裏返す

場に表向きのタイルがなくなったらゲーム終了。取ったタイルのイモムシの数が多いプレイヤーが勝利する。

感想

シンプルで心地良いダイスゲーム。

相手から奪えるルールが秀逸だし、失敗した時に大きい方から消えていくルールによって収束性も良い。

最初に4が3個と5が1個だった時、次にはもっとたくさんの5が出ることを期待して4を取るか、堅実に5を取るか。シンプルながら性格やプレイングにも差が出そう。

安く買えるし、オススメのゲーム。

涼夏と千紗都と『ヘックメック』

2人プレイでのプレイ記があります!

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